目次
2月に行われた「おおた祭り例大祭 レジェンドとおおた!」に続き、11月19日(土)に横浜ベイホールを舞台に太田家主催ライブ「おおた祭り 歌の豊穣祭」が開催された。出演は、前回の「おおた祭り」に引き続き、太田家に楽曲提供もしている縁あるアーティストたち、THE BOOGIE JACK、ザ・マスミサイル、GEEKS、花男に加え、今回はメディアミックスプロジェクト『ガールズフィスト!!!!』から“南松本高校パンクロック同好会”、そして勿論、主催の太田家を含めた全6組。前回は配信での出演となったTHE BOOGIE JACKと花男も今回は会場に集結しより一層の盛り上がりとなった。
ここからは各出演者ごとにライブレポートとあわせて当日の使用楽器・機材紹介もお伝えしていこう。なお、今回は多くの出演者が出演するイベント進行と取材の都合上、基本的にはドラムに関しては取材できていないのでご了承願いたい。
『ガールズフィスト!!!! GT』 南松本高校パンクロック同好会
「今日は1日盛り上がって行きましょう!!」という浅見春那(Vo./奈川芳野 役)のシャウトから『IIF N THE KIDS ARE UNITED』(シャム69のカバー)を披露。メンバー同士で目線を合わせながら笑顔で演奏する姿がなんともまぶしい。『Tic×Tic=Tac♪』ではオーディエンスと共に飛び跳ねながら、この瞬間を全力で楽しみたいという想いが溢れるステージを観せてくれた。
曲間には、演じているキャラクターとしてのMCも披露してくれたり、続く『さよなら MY LONELINESS』では、気弱なヒロインの心の葛藤や決意が歌に込められていたりと、声優リアルバンドとしての魅力も存分に発揮してくれる。そこから『恋をしようよ』(ザ・ルースターズのカバー)でさらに会場のテンションは上がる。ラストはオリジナル曲の『青春ガール』。メンバーがクラップやコール&レスポンスを煽るとフロアも全力でぶつかっていく。横浜ベイホールはキラキラのアオハルで埋め尽くされ、彼女たちらしくこの日のトップバッターを飾ってくれた。
Vo.浅見春那(奈川芳野 役)使用楽器・機材紹介
ボーカル奈川芳野を演じる浅見春那の使用ギターはBacchus BST-1R DLPB (Dark Lake Pracid Blue)。アンプはRoland Juzz Chorus JC-160だ。アンプの上にはタンバリンも置かれている。
アンプの上にはこちらのエフェクターもセットされていた。このEffects Bakery Bagel OverDriveはコンパクトなサイズとリーズナブルな価格ながら王道でクオリティの高いサウンドで人気を博しているオーバードライブペダルだ。
Gt.奥村真由(坂ノ下奏恵 役)使用楽器・機材紹介
ギターの坂ノ下奏恵役を演じる奥村真由の使用ギターはGretsch Electromatic G5435TG Limited Edition Pro Jet with Bigsby Candy Apple Red。ゴールドパーツ仕様の限定モデルだ。アンプはMarshallのスタックで、ヘッドがMarshall JCM900 100W Hi Gain Dual Reverb、キャビネットがMarshall JCM900 LEAD 1960Aの組み合わせだ。
エフェクターはZoom製のマルチエフェクター、Zoom G3nが使用されていた。
Ba.井上杏奈(藤森月 役)使用楽器・機材紹介
ベースの藤森月を演じる井上杏奈の使用ベースはFender Precision Bass。メキシコのエンセナダ工場で生産されたモデルで、シリアルナンバーから1996年製だと思われる。
エフェクターはZoomのマルチエフェクター、Zoom B1 FOUR。アンプは会場のAmpegが使用された。
撮影:菊島明梨
取材・文:上間江望
ガールズフィスト!!!! GT 南松本高校パンクロック同好会
太田家
太田家3rdフルアルバム「あいことば」
5周年を迎えた太田家の魅力を詰め込んだ1枚!
[収録楽曲]
・夏影方程式
・君と世界征服
・言ノ葉ニ咲ク
・ストラトシャウト
・ERIKA様インスト
・パンクソーラン
・咖喱
・鋼
・沈黙と歓声の間
・ハナミズキ2
・限界ヒーロー
・新曲
配信はこちら
https://linkco.re/PeGd6GEp