変遷を経た上での原点回帰と遊び心

―おおよそ楽器のメインのお話はお聞かせ頂けたと思うのですが、それをもって3月にニューアルバムがリリースになったわけですけど、このアルバムにいたる流れをちょっと聞かせて頂けますか?

『流星コーリング』っていうアルバムはWEAVERとして今年10周年を迎えていくにあたって、WEAVERの良さってなんなのって、そのピアノバンドとしてっていうところも含めて、っていうある種の原点回帰をした上で、作っていったアルバムなので。本当に、ここ最近は杉本のやりたいサウンドをいかに具現化するかみたいな部分が結構あったりしたんですけど、そこを経た上で、3人で作っていこうよっていうところでやったんで、割とベース的にも遊んでる部分が沢山あったりして。そういう意味でも遊び心と洗練された部分のバランスがすごく取れてるアルバムかな、と思います。

―フルアルバムとしては(ベスト盤を除いて)3枚目、だとすると、やっぱり3枚とも違う感じになっているというか…

そうですね。もう本当にWEAVERってピアノバンドっていう参考にするバンドがいない中でメジャーデビューしてっていうところに行ってるんで。自分達の中でもどこが正解なんだろう、どうしたらいいんだろうっていうのを常に模索しながらやってきたので、本当にここ過去5年間はサウンドの変遷もめちゃくちゃ激しくて。一時期EDMみたいなサウンドを取り入れたりとか、エレクトリックなことだったり、シンセだったりとか。そういうのをすごく積極的に取り入れてたんで。そういう意味でもすごい今回のアルバムはそういうところを経たものになってますね。

―3人ともが原点回帰して、3人の良さがものすごい出て、成長がわかるようなアルバムなわけですね。

そうですね、わかりますね。やっぱり、単純に当時のサウンドに戻ったっていうだけじゃなくて、EDM、エレクトリックっていうのを経た上で、そこも混ぜて、元の良さも出せてみたいな。バランスが一番取れてるかなと思います。

―特にその中でもバンドとして今回ここを特に注目してくれ!という部分はありますか?

やっぱり3ピースピアノバンドならではの遊びが詰め込まれてるのに、マニアックになり過ぎないところがやっぱり洗練されてるかな。

―聴かせて頂きましたけど、そうは言ってもなかなかマニアックな部分もありましたよ(笑)

細かく見ると、「そんなことすんの!?」みたいなところもあるんですけど。そこをいかにキャッチーに聞かせるかっていうのもWEAVERの中では課題ではあって。やっぱり、わかる人だけわかったらいいよっていう音楽がしたいわけではなくて。そういう中でいかに遊び心をうまく聞かせられるかっていうのが各曲で詰め込まれてるんで。そういうのも昔は、とにかく全部1曲に詰め込みたいみたいな部分があったんですけど。この曲はここ!この曲はここ!みたいな仕分けっていうのも今回はうまく出来てるかなと。

―ご自身の中で、自分のここを聞いてほしいっていうポイントはありますか?

そうですね。楽曲的に言うと、ベストアルバム『ID2』に入ってる新曲の『カーテンコール』っていう曲があるんですけど。この曲はもう本当に原点回帰の上のアップデートみたいなのがすごく具現化されてて。ベーシストとしても6弦ベーシストならではのプレイも詰め込んでるんですけど、多分一聴したら全然そんなマニアックなことしてる感じには聞こえないと思うんです。でもやっぱベーシストが聴くとニヤリとしちゃうようなフレーズもやってて、なおかつ楽曲の良さ、メロディーの良さも損なわず。っていうところは、ひとつ到達点みたいな部分がこの曲ではできたかなと思うんで。

―最後に、アルバムを聴く方、聞いたことが無い方に向けてWEAVERのアピールポイントをお願いします。

僕は別に多弦ベースを布教しようと思ってるわけではないんですけど、他のバンドと比べて「ベースって楽しいんだぜ!」っていうのを伝えられる立場にはいると思うんですよ。そういうのをWEAVERの楽曲を聞いても音楽っていいなぁってところも多分わかってもらえると思うし、その上で、楽器って、ベースって全然今まで知らなかったけど、こんな面白いことしてるんだってわかってもらえるようなそういうことができてるかなぁと思います。今までそういうのを知らなかった人たちにとっての入り口になれるような存在になれたらいいなぁと思ってますね。

インタビュー:小野寺将也

WEAVER

デビュー10周年記念ライブが10月22日(火・祝)に神戸国際会館で開催決定! 2019年10月21日にデビュー10周年を迎えるWEAVERが、10月22日 (火•祝)に地元・神戸国際会館にて、WEAVER 10th Anniversary Live『最後の夜と流星〜We’re Calling You』と題し、10周年記念&流星コーリング完結篇を掲げたライブを行います!
WEAVERの過去・現在・未来の全てが凝縮された、この日限りの特別な空間を是非お見逃しなく!!
また、7月からは全国のライブハウスを巡るツアー WEAVER “ID 2” TOUR 2019「I’m Calling You〜流星ループ〜」も開催!


naga guitars MONO Cases
Black Smoker Heritage DoraKitty
S7Gaoi AT Now For Ever Orange 穴見慎吾
つば九郎ウクレレ The Realist RV5PeA SGZ Laramidia
Orange Hinatch Sheelan Martin Style41 SGZ
G7th Capo DIXON
LUNASTONE MU-TRON Dean MYK