青山英里香(Violin)使用楽器・機材紹介
■当日使用した楽器本体や弓、松脂についてお聞かせ下さい。
ヴァイオリン:Old Violin 1700s Bologna
青山英里香(以下、青山):学生の時から弾いていた前の楽器がモダンだったのですが、オールドの音色にずっと憧れがあり、本格的に探し始めてから、沢山の楽器を弾かせていただいたのですが、最終的に楽器屋さんに務める大学時代の先輩が、探し求めていた音色の楽器を見つけてきてくださり、初めて弾いた瞬間にこれだと思いました。低音は深く、高音は艶のある色音で、この出会いには本当に感謝しております。
弓:Joseph Arthur VIGNERON
松脂:Old Master
■楽器を始めた年齢と所有楽器の遍歴について教えて下さい。
青山:3歳から。ドイツオールド→イタリアモダン→イタリアオールド
■一番頑張って練習した思い出の曲を教えて下さい。
青山:チャイコフスキーの『ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35』
小さい頃から憧れていた曲を学生の時に小学生から入っていたユースオーケストラと共演できることになり、、、長年一緒に弾いてきた仲間と一緒にこの曲を弾けることが、すごく嬉しくて沢山沢山練習しました。
■個人的に一番好きな楽曲や作曲家について教えて下さい。
青山:ラヴェル、チャイコフスキー、ブラームス
■ムジカーザ公演を終えた今のお気持ちをお聞かせ下さい。
青山:素敵な響きのムジカーザで、今まで大切に弾いてきたあつきくんの曲や、三枝さん、狭間さんの大曲を演奏できて嬉しかったです!新曲は難しくてドキドキでしたが、うまくいってホッとしています。
撮影:小野寺将也