【SILENT SIREN機材紹介】2021.12.30＠東京体育館 SILENT SIREN年末スペシャルLIVE TOUR 2021「FAMILIA」ライブレポート

2022/1/28

Vo.&Gt. すぅ（吉田菫）使用楽器・機材紹介

この日用意されたすぅのギターたち。後に紹介する2本に加え、上記写真右から2番目のFender American Deluxe Telecaster Thinline (3-ColorSunburst)、右から3番目のFender Custom Stratocaster (Burgundy MIst Metallic) も使用された。Telecaster Thinlineは1曲目の『FAMILIA』から『milk boy』まで4曲続けて使用した。そして8曲目の『I×U』から再登場し9曲目の『stella☆』でのナオキャンとのイントロの掛け合いもハイライトの一つになった。武道館限定発売曲であった『シンドバッド』、サイサイを結成して初めて作った曲『チラナイハナ』もこのギターで演奏した。Stratocasterが使用されたのは『Answer』と『KAKUMEI』の2曲だ。

Fender Classic Player Jazzmaster Special (Shell Pink)

近年のすぅのメイン機であるジャズマスター・スペシャル。ボディにはこまなか傷が多数できており、たくさんのステージを共にしてきたことがうかがえる。この日は『Sweet Pop!』『ビーサン』『BANG！BANG！BANG！』、『DanceMusiQ』『ALC.Monster』『女子校戦争』『てのひら』『HERO』で使用された。

Fender SILENT SIREN Telecaster

2019年12月にすぅのシグネチャーモデルとして発売もされたSILENT SIRENテレキャスター。デザインからシェイプや仕様まですぅがこだわって完成させたモデルだ。「活休前のラストライブの最後の二曲は、自分のシグネイチャーで音を出したかった」ということで、アンコールの『ぐるぐるワンダーランド』と『チェリボム』で使用された。「バンドマンにとってFenderからシグネイチャーモデルが出せるなんて夢のようだし誇りに思っています」（すぅ）

いずれのギターも指板上で弦に挟まれているピックはすぅ自身のシグネチャーモデルである、Fender Artist Signature Pick Sumire Yoshida。351シェイプで厚さはMediumとHeavyの中間程度だ。

アンプやエフェクターはステージ上ではなく、ステージ袖にセットされている。アンプはMarshallのスタックアンプとFenderのコンボアンプを併用しており、ホワイトトーレックス仕様のMarshall JVM 410Hヘッド＆1960Aキャビネット、バックアップ用のMarshall JVM 410H、そしてFender Super-Sonic 22 Combo Blondeというラインナップだ。

Marshall JVM 410H (White)

Marshall JVM 410H (sub)

Fender Super-Sonic 22 Combo

こちらがすぅのペダルボード。後述するが、ステージ上の本人の足元にもFree The Tone ARC-3がセットされており、音色の切り替え等が可能になっている。

( 1 ) Free The Tone JB-41S（ジャンクションボックス）
( 2 ) Free The Tone ARC-3（プログラマブル・スイッチャー）
( 3 ) Digitech Drop（ドロップチューン）
( 4 ) iSP Technologies Decimator II G-String（ノイズリダクション）
( 5 ) Free The Tone Flight Time FT-1Y（ディレイ）
( 6 ) Fulltone OCD（オーバードライブ）
( 7 ) Carl Martin DC DRIVE（オーバードライブ）
( 8 ) Xotic EP Booster（ブースター）
( 9 ) Carl Martin Classic Flange（フランジャー）
( 10 ) Eventide Pitch Factor（ハーモナイザー）
( 11 ) Zoom MS-100BT（マルチエフェクター）
( 12 ) Vital Audio VA-08 Mk-II（パワーサプライ）
( 13 ) Kenton THRU-5（MIDIスルーボックス）