ここでギターをDean USA Iconに持ち替えると、自身のシグネチャーモデルについての話題に。昨年発売されただけでもmiyakoのシグネチャーモデルは、Orange PPC212OB WH MYK(ギターアンプキャビネット)、Lunastone TOD2 MYK LTD(オーバードライブペダル)、Grandeuomo × Peligrosso LOVEBITES miyako Limited Model Strap “White Swan” & “Dandelion of dawn”(ギターストラップ)がある。
「みなさんがライブに来てくれたりグッズ買ってくれたりLOVEBITESに協力してくれるおかげで、ありがたいことに去年(2023年)に自分のシグネチャーモデルが結構出せました。シグネチャーも買ってくださる人がいるから出せるので。
自分がシグネチャー出すときのルールと言うか、あれなんですけど。自分が本当に愛用してきたものを出すんですよ。メーカーなりに言われて「良い」というのは私のルールとしては違うんです。シグネチャーで出すのはうちにも責任あるから。私がずっと使ってて、その音を真似たいから買ってくれてると思ってるので。音なんて好みでもあるし正解が無い話だから、「miyakoの音ピカイチだぜ」って思ってくれてるんやったら、自分のシグネチャーは買って損はさせないものにはなってるので、胸張っていいものですよと言えるので、是非チェックしてもらえたら嬉しいです」(miyako)
上記のコメントの通り、OrangeアンプはLOVEBITES以前の活動から使用しているし、Lunastoneは6年程前にNAMM SHOWで出会ってから一軍の機材から外れることなくずっと使い続けており、Grandeuomoのストラップも一目惚れしてから2年ほど愛用している。勿論、楽器・機材以外のグッズについても同様の思いを持って制作している。
「自分のグッズもデザイン拘ってみなさんがお手に取って喜んでもらえるものを目指してるし、自分でも使うしね(笑)。って感じで、みんなと引き続き末永くお付き合い?LOVEBITESもずっと応援してもらって、うちらもLOVEBITESできるだけ長い期間、願わくば死ぬまでやりたいと思ってるので(笑)、みなさんLOVEBITESもmiyakoもよろしくお願いします!」(miyako)
そして、ここからはこの日のギターセミナーで演奏する最後の曲となる『Soldier Stands Solitarily』について。「前作『Judgement Day』の中でもみんな大変な曲」「ライブだと爆音過ぎて逆に何弾いてるかわからないかも知れないけど、セミナーではそういうこと弾いてたのねと理解して欲しいぐらい音数が多い曲」と語るこの楽曲は同アルバム内で自身が作曲した4曲の中でも一番難しいという。そんな超難関な曲であっても、レコーディングにはバッチリ仕上げてきて、ライブでも既に披露されている通り完璧な演奏で応えてくれるメンバーに、「こんな楽曲できるのうちらぐらいだと思ってんるんで。本当にね、LOVEBITESすごいバンドだと思いませんか?自分で言うんかいって感じなんですけど(笑)」と冗談交じりながらも現在のバンドに対する確固たる信頼と自信も覗かせてくれた。
そしていよいよ、Dean Iconを携えて『Soldier Stands Solitarily』へ。前述のような前振りがあった上でも改めて手数の多さと緻密に構築された楽曲がこのスピードで繰り出されるのには圧倒されてしまう。そして、それを事も無げにプレイしていくmiyakoの手元には一瞬も見逃すまいとする多くの視線が注がれていた。
演奏後にはLOVEBITESの近況として、新譜の制作作業が一段落して曲が出揃ったこと、6月からの海外ツアー前にはレコーディングに入ることなどが語られた。新譜に関しては「私たち、“最新が最強”説多分次の作品でも崩れないですね」とのことなので大いに期待したい。
そして、2024年唯一の国内での単独フルセットショウとなる9月1日東京ガーデンシアター公演に向けては次のような言葉を聞かせてくれた。
「famiと海外行くのははじめてなので。ヨーロッパツアーでかなりの本数をこなしてバンド感、グルーヴをより高めていって、切磋琢磨してもっとレベル高いとこまでもってきたいと思いますんで。それを9月1日に最高の形でみなさんにご披露できたらと思います。必ずいいものをお見せできると約束します。ヨーロッパツアーもSNSでまめに発信しようと思ってるので日本からも見守ってていてください。
ガーデンシアター行くか迷ってる方や、来てくれる方もお友達とか誘って是非歴史的瞬間をみんなで迎えましょう。自分で言うのかって話ですけど(笑)。チケットは一般発売中です。9月1日ガーデンシアターでお待ちしてますのでどうぞよろしくお願いします!」(miyako)
第3部の最後には改めて「こういう機会をやらせてもらえるのは幸せ」と充実感を見せながら3日間に渡るギターセミナーを完走したmiyako。最後なので、と受講者はもちろんスタッフにも感謝の言葉を述べながら「3日間大変だったけどいいイベントになったと思います」「来てくれたみなさん、関わってくれたみなさん、ありがとう」「みんなに拍手!私も頑張った!」「3日間ありがとうございました!」と締めくくった。
直接本人の言葉で語られた楽器や機材に対する拘りと間近で披露されたギタープレイの数々に受講者からも充実した表情が伺えた今回のギターセミナー。LOVEBITESとしての今後の活動はもちろん、またこのような機会が訪れることにも期待したい。
Photo:小谷歩美
LOVEBITES
miyakoピアノ・リサイタル「A DAY WITH MIYAKO 2024」2024.10.20開催決定!
miyakoが臨む2回目のピアノ・リサイタル
「A DAY WITH MIYAKO 2024」
2024年10月20日(日)
東京・TOKYO FM HALL
TICKET:各7,500円(税込、全席指定)
昼公演/matinee 「AN AFTERNOON WITH MIYAKO」
open 13:00 / start 13:30
夜公演/soiree「AN EVENING WITH MIYAKO」
open 16:30 / start 17:00
最新ライヴ作品『KNOCKIN' AT HEAVEN'S GATE - PART II』Now On Sale!!
楽園の門をくぐり、辿り着いたのは母なる大樹の下
2023年3月開催の「WE ARE THE RESURRECTION」、その2日目をフル収録。この伝説の公演の第二夜をもって、彼女たちは完全なる復活を遂げる
タイトル: KNOCKIN’ AT HEAVEN’S GATE – PART II / ノッキン・アット・ヘヴンズ・ゲイト -第二章-
発売日:2023年12月20日(水)
形態:
・Blu-ray (VIXL-428 税込¥6,600) ※初回プレス分のみロゴ型マグネットシート封入/各メンバーにフォーカスしたボーナス映像収録
・DVD (VIBL-1118 税込¥5,500) ※初回プレス分のみロゴ型マグネットシート封入/同ボーナス映像収録
・2CD (VICL-65909~10 税込¥3,960) ※初回プレス分のみジャケットステッカー封入
4th Album 『JUDGEMENT DAY』好評発売中!
発売日:2023年2月22日(水)
形態:
・生産限定盤A:CD+Blu-ray
VIZL-2151 税込¥5,940 (税抜¥5,400)
・生産限定盤B:CD+DVD
VIZL-2152 税込¥4,950 (税抜¥4,500)
・生産限定盤C:CD+インストゥルメンタル10曲入りCD
VIZL-2153 税込¥3,960 (税抜¥3,600)
・通常盤:CD
VICL-65777 税込¥3,300 (税抜¥3,000)
収録内容:<CD> 全10曲
《各完全限定盤付属品》
<Blu-ray / DVD> ※完全生産限定盤A / B
ベーシスト・オーディションのドキュメンタリー+スタジオ・セッション4曲収録
「The Hammer Of Wrath」「Golden Destination」「Shadowmaker」「Bravehearted」
<CD> ※完全生産限定盤C
全10曲のインストゥルメンタル・ヴァージョン収録