【大原櫻子機材紹介】2023.5.11@EX THEATER ROPPONGI 大原櫻子 2023 ライブハウスツアー「10(天)まで届け!!」ライブレポート

2023/6/28

草刈浩司（Guitar）使用楽器・機材紹介

Gibson ES-355 w/Bigsby

バンマスも務める草刈がこの日メインで使用したギターがこちらのGibson ES-355。『明日も』『Jet Set Music！』『真夏の太陽』『無敵のガールフレンド』『泣きたいくらい』『瞳』『Door』『Joy & Joy』『READY GO!』と多くの楽曲で使用された。

Tone Blue Guitarworks J-Modern TT

『JUMP』『READY GO!』『青い季節』『踊ろう』とライブ後半で使用されたのはTone Blue Guitarworks製のJ-Modern TT。ジャズマスターとシンラインを合わせたイメージで草刈のためにカスタムメイドされた1本だ。

Tone Blue Guitarworks Session Master

『初恋』『Fanfare』『遠くまで』ではこちらのTone Blue Guitarworks製のSTタイプ、Session Masterが使用された。

Takamine P1DC

『STARTLINE』では草刈がアコースティックギターを演奏。使用されたのはTakamineの海外輸出用モデルP1DCだ。プリアンプはオリジナルはCT4B IIが搭載されているが、CTF-2N（FETプリアンプ）に載せ替えられており、ピックガードもBlackからIvoroidへと変更されている。

（株）高峰楽器製作所　アーティストリレーション寺崎誠談

「映画のヒロインとして抜擢されてから、ギターを弾くべくレッスンを担当したのが草刈さんです。
レコード店頭などでのキャンペーンでの演奏の頃から、大原さんのタカミネに合わせ、小名川さんもタカミネを使いだし、1stツアーでも、アコースティック・ギターのサウンドを揃える目的で、草刈さんもタカミネを使われるようになり、現在に至っています。
バンドのお二人とは、ツアー時のギターのメンテナンスの他、サウンドチェック等での意見交換などのリレーションの機会を頂いており、タカミネの60周年に向けて、初期のタカミネ・サウンドをリメイクしたFETプリアンプCTF-2Nの試作品段階でのサウンドを聞いて頂きながら最終的な製品のサウンド決定にもご協力頂いています」

アンプはOrange製のフルチューブコンボアンプRocker 32を使用。マイクにはsE Electronics製のリフレクションフィルターguitarRFが使用されており、音の反響や周囲の音の回り込みを抑えクリアでデッドなサウンドを集音できるようにセットアップされている。

アンプ上部のスリット部分には排熱効率を高めるためにファンが設置されている。また、モニターバランス調整用のミキサーYAMAHA MG06Xもアンプの上に置かれていた。

ここからは草刈のエフェクターボードを見ていこう。まずこちらは、アコースティックギター用のボード。

[ 1 ] BOSS FV-500（ボリュームペダル）
[ 2 ] Electro-Harmonix Nano Deluxe Memory Man（ディレイ）
[ 3 ] Zoom A3（アコースティック・プリアンプ/マルチエフェクター）

続いてステージ上の立ち位置前にセットされているエレキギター用のボード。ボード2枚と、さらにボード外にもワウとペダルが1つセットされている。

ボードの外、入力の最初段にセットされているのがこちらのワウ・ペダルとMythos Pedals製のオーバードライブペダルMJOLNIR。

( 1 ) Jim Dunlop 95Q Cry Baby Wah（ワウペダル）
( 2 ) Mythos Pedals MJOLNIR（オーバードライブ）

そこからまずは右側のボードに入力されるが、ここでは ( 3 ) のラインセレクターで ( 4 ) ～ ( 9 ) と ( 10 ) ～ ( 12 ) の2系統のループが切り替えられるようになっている（両方のループをバイパスすることも可能）。

( 3 ) TBCFX ロクヨンセレクター（ラインセレクター）
( 4 ) MXR Dyna Comp（コンプレッサー）
( 5 ) Limetone Audio JACKAL（ディストーション）
( 6 ) Z.Vex Box of Rock（ディストーション）
( 7 ) Retro-Sonic Chorus Stereo Edition（コーラス）
( 8 ) Electro-Harmonix Deluxe Memory Man（アナログ・ディレイ）
( 9 ) Electro-Harmonix Oceans 11（リバーブ）
( 10 ) Kardian C6H8O6 “VITAMIN C” Fuzz Distortion Army Green Ver（ファズ）
( 11 ) Z.Vex Box of Rock（ディストーション）
( 12 ) Guyatone DD-1 Digital Delay（デジタル・モジュレーション・ディレイ）
( 13 ) Strymon Ojai（パワーサプライ）

そして、ラインセレクターからのアウトプットは左側のボードへと繋がり、こちらで ( 14 ) ～ ( 16 ) を通ってアンプへと入力されている。なお、ギターからボード、ボードからアンプ間のシールドケーブルにはアメリカのハンドメイドケーブルブランドRattlesnake Cableがセレクトされていた。

( 14 ) Shin’s Music Baby Perfect Volume（ボリュームペダル）
( 15 ) VALETON Wave Shaker Vintage Tremolo（トレモロ）
( 16 ) LINE6 DL4（ディレイ）
( 17 ) BOSS TU-3W（チューナー）
( 18 ) One Control Distro（パワーサプライ）

マイクスタンドにはG7th Nashville Capo、そしてピックホルダーにはJim Dunlop Tortex Wedge 0.88mmのピックが用意されていた。

ライブ撮影：Youko Hayashida
機材撮影：小野寺将也

小名川高弘（Keyborad/Guitar/Manipulate）使用楽器・機材紹介

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大原櫻子

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