キャスト使用楽器・機材紹介(1)
十三役:燿(摩天楼オペラ)
COMBAT GUITARS/GlitterⅣ-燿シグネチャーモデル
【今回の舞台に使用した理由】
現在ライブのメイン機として使用しているので、舞台でも使用しました。
【気に入っている点】
自分のシグネチャーモデルで唯一の34インチなのですが(他は35と36)、ネック材にウェンジを使用したスルーネックなのでロングスケールでもアタックが強く鳴りが良いです。あと、他のよりちょっと短いので弾きやすい(笑)
【こだわりの部分】
指が入りすぎないようにフィンガーランプを付けてます。ポジションマークにLEDを埋め込んでいるのでライブ中にポジションマークをチラ見してもすぐ認識できて安心です。あと、ペグもオリジナル。
【サウンドメイキングについて】
基本的には低音が回らないくらいにLOWを設定しつつ、抜け感をMIDとHIGHと歪みで調整してます。常時かけているのはコンプとプリアンプのみです。
【その他良い点】
ボディのデザインは自分で考えました。
ペダルボードには上記写真右からSHURE GLXD6(ワイヤレスレシーバー)、BECOS CompIQ STELLA Pro Compressor(コンプレッサー)、MXR M80 Bass D.I.+(DI/プリアンプ)、奥にRowin Mini Power(パワーサプライ)が並ぶ。
神原薫役:AtsuyuK!(.(dot)any)
Roland / V-Drums Acoustic Design VAD706
【今回の舞台に使用した理由】
演劇に特化した劇場のため、生ドラムで演奏する場合フルパワーで叩けないと聞き、音量を気にせず思いっ切り叩けるRoland VAD706をチョイスしました。
【気に入っている点】
まずはルックスですね。見た目もサイズ感も完全に生ドラム。
そして何より音がとても良く、繊細なタッチにも反応してくれるので、生ドラムと遜色ない感覚で演奏出来ました。
【こだわりの部分】
効果音を入れたシンバルパッドです。
演奏シーンでは使わず、芝居シーンでのみ使う用に一枚セッティングしました。
おもしろ効果音を仕込んでいたので、本番はお客さまにちゃんとウケてよかったです!(笑)
【サウンドメイキングについて】
PAさんと密にコミュニケーションを取りながらサウンドメイキングしていきました。
音源TD-50Xのディスプレイで分かりやすく細かいところまで音を作り込むことが出来ます。
今回の舞台では、会場の響きや音の回り方に合わせてキックやスネアのアタック感を強くした音作りにしました。
【その他良い点】
役者のセリフを拾うため、今回舞台上には数多くのマイクがセッティングされていました。
V-Drumsでは生ドラムと違い、そのセリフ用マイクへの干渉が少ないので、演奏中でもしっかり役者さんのセリフを聞き取ることが出来ます。舞台とV-Drumsはとても相性がいいと思います。
キャスト使用楽器・機材紹介(2) Ryoko & hoto-D