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個展会場に設置したすべてが、自分たちの表現したいことの集合体の場です

――今回の「えじにゃん個展」を拝見して、早くも3回目の開催にも期待したくなりました。

江嶋  じつは私たちも、今回の個展の初日に「また、やろうね」と言ってましたもんね。

あいにゃん  まだ何も決まってないのに、「次はこうしたいね」と話したり、メールを送ったりしていますからね。

――次は、どんなテーマを掲げるのかも楽しみです。

あいにゃん  もし「やる」と決めたら、この2人のことだから、テーマもすぐにポーンと決めちゃいそうだね。

江嶋  きっと、そうなりそう。

――「えじにゃん個展」が、このまま2人のライフワークになっていけたらいいですよね。

あいにゃん  コラボレートを続けてくってなかなか難しいじゃないですか。でも、お互い考えていることや、やりたいことが一致することが本当に多いから、なんか嬉しいよね。

江嶋  それは、わたしも強く感じてます。

あいにゃん  用意したフォトスポットに飾ってある植物やインテリアも、一緒に選びに行ったとき「これだよね」と、どれも秒できまったものばかり。それくらい波長や感覚が一緒なんですよね。きっと一人でやっていたら、もっと悩んでいたと思うんだけど。えじちゃんと一緒だと、「これどう?」「それですよね」みたいに、めちゃめちゃ決まるのが早いから、そこがすごくいいなと思ってる。

江嶋  この個展会場に設置したすべてが、自分たちの表現したいことの集合体の場ですからね。

あいにゃん  中でも、2人のコンセプトが一番詰まっているのがフォトスポット。嬉しかったのが、贈ってくださった花も、みなさん、今回の個展のコンセプトをわかったうえで選んでくださっているんですよね。

江嶋  わたしたちが用意したインテリアに、みなさんの贈ってくださった花が、より華やかな演出も与えてくださいました。

――そうか、この個展って…。

あいにゃん  みんなが足を運んでくれたり、いろんな人たちの想いが加わることで、この空間が、より彩られてゆくし、さらに”nature × natural”というテーマを際立たせてくれました。そうやって、みんなで作りあげていくのも、この個展の良さだなとわたしたちは感じています。

TEXT：長澤智典
Photo：小野寺将也

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