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SUGIZO 使用機材紹介(3)~Effects & Sound System
この日のSUGIZOのサウンドシステムの中枢を担ったのがステージ袖に設置されたこちらのラック。
下段の6Uラックがメインで、上から順に、Free The Tone FC-234 Input Selector(インプット・セレクター)、SHURE UR4D+ Dual Wireless Reciever(ワイヤレス・レシーバー)、api 3124MV(ステレオミキサー/プリアンプ)、そして Fractal Audio Systems Axe-Fx IIIがセッティングされている。
上段の3Uサイズのラックはバックアップ用のFractal Audio Systems Axe-Fx III (サブ)。
上記ラックの横に設置されたエフェクトボード。Axe-Fxをコントロールする ( 1 ) Custom Audio Japan MIDI prg Stationを中心に、 ( 2 ) Free The Tone ARC-53M(プログラマブル・スイッチャー)、 ( 3 ) BOSS SL-20(スライサー)、 ( 4 ) MXR Phase 90(フェイザー)、 ( 5 ) tc electronic Polytune(チューナー)が並ぶシンプルな構成。ARC-53Mでこれらのエフェクト・ペダルをスイッチングしつつそれをMIDI prg Stationに統合しているようだ。
一方、こちらはステージ上のSUGIZO本人の足元にセットされたエフェクトボード。
詳細は後述するが、向かって右側( [ 1 ] ~ [ 5 ] )がエレキギター用、左側( [ 6 ] ~ [ 11 ] )がヴァイオリン用のボードだ。[ 12 ]はBSS Audio製のダイレクトボックスAR-133。直接サウンドに関わる部分ではないが、 [ 13 ] IK Multimedia iRig BlueTurn(Bluetoothフットペダル)も置かれていた。
エレキギター用のボード。 [ 1 ] と [ 2 ] 2台のErnie Ball VP Jr.は、「Vol」「Pitch」とラベリングされていることからも、それぞれボリュームとピッチをコントロール出来るようセッティングされていることが分かる。そして、 [ 3 ] Custom Audio Japan MIDI prg StationでAxe-Fxを含めたエフェクトをコントロールしつつ、リアルタイムな操作も可能な様 [ 4 ] BOSS RE-20 Space Echoはここにセットされている。 [ 5 ] はKORG Pitchblack(チューナー)。
ヴァイオリン用のボードは [ 6 ] Lehle Mono Volume(ボリュームペダル)、[ 7 ] BOSS DD-500(デジタル・ディレイ)、[ 8 ] Eventide H9(マルチエフェクター)、 [ 9 ] tc electronic Polytune(チューナー)、 [ 10 ] Fishman Aura Spectrum DI(プリアンプ/ダイレクトボックス)、そして [ 11 ] のパワーサプライというラインナップ。
そして、この日のSUGIZOのサウンドを語る上で欠かせないのが、こちらの会場横に駐車されているTOYOTA MIRAI。 水素を充填した燃料電池自動車(FCV)MIRAI FUEL CELLからHonda製の外部給電器「Power Exporter 9000」を介して電力を会場内へと供給している。水しか排出しないというFCVの環境面へのメリットだけではなく、この電源を使用した場合、一般電源と比較してハイファイでクリーンなサウンドが得られるという音質の面でのメリットも大きいということだ。
SUGIZO
SUGIZO ライヴアルバム発売決定!
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SUGIZOライヴアルバム『LIVE IN TOKYO』2019年10月リリース予定