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約1年ぶりに開催されたRoseliaの単独2DAYSライブ「Farbe」。ファン待望の声出しが可能となっただけでなく、トロッコを使った客席通路の回遊やメンバー全員による歌唱など、新たな演出がふんだんに盛り込まれた1日目の公演は、大盛況で幕を降ろした。
はたして2日目はどんな演出で楽しませてくれるのだろうか。
本公演のオープニングアクトは日替わりとなっており、DAY1のMyGO!!!!!に続き、DAY2にはこのライブの数日前にキャストが正式発表されたばかりのAve Mujicaが登場した。開演時刻を迎えて場内のBGMと照明が消えると、大きな歓声が上がり会場全体が瞬く間に赤一色に染まっていく。メンバーが登場すると、<…ようこそ。Ave Mujicaの世界へ>という台詞を皮切りにオリジナル曲『Ave Mujica』の演奏が始まった。7弦ギター・5弦ベースによるヘヴィな重低音と甘美な歌声が醸し出す妖艶な世界観は一瞬で会場を飲み込み、観客を魅了した。その後もメンバー紹介やMCは一切挟まず『神さま、バカ』『Mas?uerade Rhapsody Re?uest』の2曲を続けて披露。彼女たちの圧倒的な存在感を見せつけるステージとなった。
DWのドラムキットをベースに、PaiSTeのシンバル類を組み合わせたキットを使用。高い位置にセットされたチャイナシンバルはブラックカラーコーティングが施されており、見た目・サウンドともにAve Mujicaの世界観によりマッチしたものとなっている。粒のそろった安定感のあるツーバスと、オープン・ハンド奏法によるダイナミックなプレイで観客の視線を釘付けにしていた。
メインのピアノ系の音色を担っているキーボードはRolandのFANTOM-08。もう一台のキーボードは主にオルガン系のサウンドで使用されており、本体の周囲を枠で囲って実際のオルガンのようなデザインに見立てて設置されていた。テクニカルなフレーズを悠々と弾きこなす一方で、ピアノとオルガンを二刀流で同時に演奏したり、キーボードの背面にまわりこんで反対側から演奏したりするなど、トリッキーなパフォーマンスも披露し会場を大きく沸かせていた。
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Photo:ハタサトシ、福岡諒祠(GEKKO)
取材・文:増田翔
Roselia
Roselia 14th Single「VIOLET LINE」2023.12.13 Release!!
Roseliaの14枚目となるSingleがリリース決定!
叶えたい夢や、そもそも生きてゆく上でどうしても厳しい現実や世界が立ち塞がってしまう。けれど貴方は「独り」じゃない——
そんな「繋がり」をテーマとした完全新規書き下ろし楽曲「VIOLET LINE」に加えて、
様々な経験を経て変化していくRoseliaにとって、求められるかつてのRoseliaらしさというテーマに縛られず、自分たちの信念を守り抜く決断と覚悟を描いた「Call the shots」と、音楽のことから離れ、思いっきり海を満喫するRoseliaの普段とは違うテイストが楽しめる「Sunlit Musical」をカップリングに収録!
Blu-ray付生産限定盤には、2023年9月に有明アリーナにて開催されたRoselia単独ライブ「Farbe」を両日に加えて、同ライブにて上映された幕間映像の未公開シーンを収録!
詳細はこちら
https://bang-dream.com/discographies/3524
Roselia LIVE TOUR「Rosenchor」開催決定!
ツアー初日は2024年2月17日(土)・18日(日) 大阪城ホール、ツアーファイナルは2024年6月29日(土)・30日(日) 東京ガーデンシアターを予定しており、その他の公演につきましては後日の公開を予定しております。
詳細はこちら
https://bang-dream.com/events/roselia_rosenchor