Ayasa(Violin)使用楽器・機材紹介
Gliga Ayasa Model w/Fishamn V-300
Ayasaが使用するのはルーマニアのハンドメイドメーカー「Gliga」製の5弦バイオリン。 演奏性から外観にいたるまで、ライブシーンで活躍する彼女ならではの意見を余すところなく具現化している。
Ayasaは、Gliga Ayasa Modelを1号機と2号機の2挺所有しており、今回使用されたのは2号機。1号機と2号機の見分け方はニスの違いで、1号機は半艶使用のアンティーク仕上げ、写真の2号機は艶出しのニスで仕上がっている。
1号機2号機共に使用しているWittnerのFinetune-Peg(ペグ)は、内部の自動制御トランスミッションによりステージ上などの過酷な現場でもチューニングが自然に緩むこともなく調音の狂いが極めて少ない。
テールピースに取り付けられているGOTOH製のアジャスターは装着による弦長の変化が少なく、楽器本来の音量を引き出しレスポンスが良くなりE線の反応が明らかに早くクリアな音色になる。こちらも1号機2号機共に装着している。
CodaBow Diamond SX
弓はカーボン製のCodaBow Diamond SX。クリアで明るい音色はバンドサウンド内でもニュアンスを余すことなく表現してくれる。
速いパッセージ、力強いフレーズにもしっかりと呼応するレスポンスの良さが魅力的だ。
こちらがAyasaのペダルボード。基本的には記載の番号順に接続されているが、( 5 ) と ( 6 ) は ( 4 ) のスイッチャーの各ループに、 ( 8 ) は ( 7 ) のプリアンプのエフェクト・ループに接続されている。
( 1 ) Audio-Technica ATW-R3210(ワイヤレス・レシーバー)
( 2 ) tc electronic Polytune 3(チューナー)
( 3 ) Free The Tone FT-2Y Flight Time(ディレイ)
( 4 ) Providence RX-S1(ループスイッチャー)
( 5 ) Electro-Harmonix Micro POG(ポリ・オクターブ・ジェネレーター)
( 6 ) BOSS PH-1R(フェイザー)
( 7 ) プリアンプ
( 8 ) Strymon Bluesky(リバーブ)
( 9 ) Vital Audio VA-08 Mk-II(パワーサプライ)
機材撮影:小野寺将也
Ayasa
【ライブ情報】Ayasa VIOLIN LIVE 2024 〜A fraction extra〜
Ayasa VIOLIN LIVE 2024
〜A fraction extra〜
2024年06月16日(日)
焼津市焼津文化会館 小ホール
〒425-8585
静岡県焼津市三ヶ名1550
開場:16:30/開演:17:00
■4月13日(土)9時〜チケット一般発売開始
窓口:焼津文化会館・電話 054-627-3111
■公演詳細
https://ayasa-official.com/contents/727940