春畑道哉 使用楽器・機材紹介(3)
アンプはヘッドがDivided by 13 FTR37、キャビネットがMarshall 1960BV 4×12”。アンプはクリーンにセッティングされており、ドライブサウンドはペダルで作り出している。
Divided by 13 FTR37
ステージ上、アンプ横のテーブルにセットしてあるペダルはFree The Tone CC-1B Crunchy Chime(イコライザー付きブースター)のプロトタイプ。 基本常時オンになっておりアンプのサウンドを補正しているという。 「ヘビーレリックストラトを弾く時、曲によって少しキラッとさせたい時にハイの方を少しブーストしています」とのことで、その際はギター持ち替え時にテックスタッフが調整するため、この位置にセットされているそうだ。
こちらが春畑の足元のペダルボード全景。マイクスタンドを挟んで左右2つのボードが並べられている。
向かって右側はアコースティック用のボード。 ジャンクションボックスから入力された信号は、( B ) PA-1QA(イコライザー)、( C ) Polytune(チューナー)、 ( D ) AS-1R(リバーブ)と直列で接続され、AS-1RからのステレオアウトプットがL/Rそれぞれ2台の ( E ) Radial J48(ダイレクトボックス)を通してPAへと送られている。 ( F ) のMC-3(MIDIコントローラー)は今回は使用されていなかった。
(A) Free The Tone JB-41S(ジャンクションボックス)
(B) Free The Tone PA-1QA (イコライザー)
(C) tc electronic Polytune(チューナー)
(D) Free The Tone AS-1R Ambi Space(リバーブ)
(E) Radial J48(ダイレクトボックス)
(F) Free The Tone MC-3(MIDIコントローラー)
向かって左側がメインのエレキギター用のボード。 Free The Tone製のスイッチャー ( 3 ) ( 4 ) をコントロールの中心に据え、( 13 ) コーラス、( 7 ) ディレイ、( 10 ) リバーブ、( 8 ) モジュレーションと高品質で多機能な機種が選ばれている。 ドライブペダルは複数セットされており、中でもBogner La Grangeはバッキング用 ( 11 ) とソロ用 ( 14 ) の2台が並んでいる。 ボード外にもジャンクションボックス経由で ( 16 ) ワウペダルと ( 17 ) ファズが接続されている。
(1) Free The Tone JB-82(ジャンクションボックス)
(2) Free The Tone DVL-1L Direct Volume(ボリュームペダル)
(3) Free The Tone ARC-3(プログラマブルスイッチャー)
(4) Free The Tone EFS-4(フットスイッチ)
(5) Free The Tone SG-1C Silky Groove(コンプレッサー)
(6) Free The Tone OverdriveLand(オーバードライブ)
(7) Free The Tone FT-1Y Flight Time(ディレイ)
(8) strymon Mobius(モジュレーション)
(9) Free The Tone LB-2(ループボックス)
(10) strymon Big Sky(リバーブ)
(11) Bogner La Grange(オーバードライブ)
(12) tc electronic Polytune(チューナー)
(13) Free The Tone TA-1H Tri Avatar(コーラス)
(14) Bogner La Grange(オーバードライブ)
(15) Fulltone OCD Ge(オーバードライブ)
(16) BBE Ben Wah(ワウペダル)
(17) Vemuram Myriad Fuzz(ファズ)
マイクスタンドのピックホルダーには自身のモデルのFender Artist Signature Pick Michiya Haruhata(ポリアセタールの351形状で厚さはMedium)と、エレガット用としてIbanez Elastomer Pick HARD 1.0mm(EL8HD10)が用意されていた。
ライブ撮影:ViVi 小春
機材撮影:小野寺将也