ここからは当日のRAISE A SUILENメンバーの使用機材を見ていこう。今回は取材の都合もありすべての機材を悉に撮影することが叶わなかったこともあり、本誌での前回取材時(2019.12.1「Rausch und/and Craziness」)での機材との変化を中心にお届けする。是非前回の記事もご覧頂き機材の変化とそれによるサウンドの進化を考察する一助としてもらいたい。
前回取材時の機材紹介はこちら
レイヤ(CAST:Raychell)使用楽器・機材紹介
Raychellの使用ベースはSpectorからコラボレーションモデルとして発売もされているEURO 4 LX RAS LAYER -Twilight Amber-がメイン。4弦モデルはレギュラーチューニングのメインとドロップDチューニングにセッティングされたものの2本が用意されていた。また、5弦ベースもレイヤモデルのEURO 5 LX-PJ RAS LAYER -Twilight Amber-が使用された。前回取材時に使用されていた5弦ベースEURO 5も5弦のサブとしてスタンバイされている。
こちらがエフェクトボード。前回取材時との最も大きな変化はスイッチャーとして ( 2 ) Custom Audio Japan Loop and Link IIが導入されている点だろう。また、( 8 ) electro-harmonix Bass Mono Synth(ベース・シンセサイザー)も新たに追加されている。ボード内のラインナップは ( 1 ) Custom Audio Japan In And Out(ジャンクションボックス)、( 2 ) Custom Audio Japan Loop and Link II(プログラマブルスイッチャー)、( 3 ) D’Addario PW-CT-20(チューナー)、( 4 ) Darkglass Hyper Luminal(コンプレッサー)、( 5 ) Darkglass Alpha Omega Ultra(プリアンプ/ディストーション)、( 6 ) Darkglass Microtubes B7K Ultra V2(プリアンプ/DI)、( 7 ) Darkglass Duality Dual Fuzz Engine(ファズ)、( 8 ) electro-harmonix Bass Mono Synth。また、上記写真には写っていないが、この左側にボリュームペダル JHS Pedals Ernie Ball VP Active/No Loss modもセットされている。Loop and Link IIには歴代のレイヤピックがレイアウトされており、勿論今回の「ラウクレII」での最新バージョンも並んでいた。
使用アンプは前回と同じくDarkglass Microtubes 900 Headヘッドと同社製 DG410Cキャビネットの鉄壁の組み合わせ。DIとしてAvalon Design U5もセットアップされていた。
機材撮影:小野寺将也
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