2020.2.9@静岡エコパアリーナ

RAISE A SUILEN「Craziness」ライブレポート

この日は朝からずっと冷え込んでいたが、既に観客のウォーミングアップは充分だ。開演前にもかかわらず、BGMに合わせて多くの観客がペンライトを振って湧き立っていた。開演までもう間もないが、今か今かと待ちきれずにいるようだ。

開演時刻になると照明が落とされ、『HELL! or HELL?』のインストに乗せて前方から放たれる青白いレーザー。ディスプレイに映し出されるRAISE A SUILEN(以下RAS)のキャラクター/キャストの名前に合わせて、そのレーザーの色がキャラクターカラーへと色とりどりに変わってゆく。

「静岡…いくよ!」(レイヤ)

1曲目を飾るのは1月にリリースされた4th Singleの表題曲でもある『DRIVE US CRAZY』。5弦ベースと7弦ギターを使用し、RASのナンバーの中でも特にヘヴィなサウンドが楽しめる。
ステージに垂れ下がる白い幕に、5人のシルエットが映し出される。「Wow! Wow! Wow!」と会場中が咆哮を轟かせる。その中でも芯のある力強いBa./Vo. レイヤ(CV. Raychell)の歌声は跳びぬけて真っ直ぐに聴こえてくる。幕が落とされ5人の姿があらわになると、観客のテンションが一気に上がる。

1番と2番のサビ前で、ここぞとばかりに煽るようなDJ チュチュ (CV. 紡木吏佐)の挑発的なラップも印象的。まさにライヴ向けの爆アゲチューンだ。

今回は新しいステージ衣装もお披露目された。黒地にグリーンのラインが印象的なクールなデザイン。これはアニメの中に登場する衣装そのものだ。

「楽しみたい奴、拳(こぶし)上げな!」(レイヤ)

「RAISE YOUR HANDS, NOW!」のコールアンドレスポンスとクラップで一体になる会場。これが最高に楽しい。“この曲をやらないとRASのライヴは始まらない!” もはやそんな気さえする序盤の定番ナンバー、『A DECLARATION OF ×××』だ。

Aメロのラストでレイヤが涼しい顔で凄まじいハイトーン・ロングシャウトを見せつけ、観客を圧倒する。王者の貫録を感じた。

Gt. ロック(CV. 小原莉子) がサビ中に見せる楽しげで軽やかなステップや、間奏でのKey. パレオ(CV. 倉知玲鳳)、レイヤ、ロック、3人の大きな ヘドバンに、見ているこちらもつい体が動いてしまう。

「今日もアンコール無しの一発勝負だから、お休みしてる暇なんて無いわよ~!!」(チュチュ)

MCでチュチュが触れたように、RASの単独ライヴはアンコールが無い。そして、MCや幕間も必要最低限の尺にとどめ、とにかく演奏を観客の記憶に焼きつけるような演出になっている。ここはBanG Dream!の他のリアルバンド、Poppin’PartyやRoseliaのライヴとは一味違う部分の一つと言えるだろう。

3曲目は『UNSTOPPABLE』。艶のある歌声とパワフルな歌声の両方を楽しめる。キャッチーな間奏に合わせたパレオとロックのぴょんぴょんとスキップするようなステップが印象的だ。そして、それぞれのソロパートで見せるパレオの背面弾きとロックがギターを弾きながら倒れ込む激しいパフォーマンスは特に見どころのポイントで、初めて見る観客を驚かせるに違いない。

RASのメンバー紹介は、ノンストップのジャムセッション的な形式で、彼女たちの技術の高さをそれぞれじっくりと堪能することが出来る。

キャラクターごとに客席のペンライトの色がそれぞれのカラーに変わっていく。ステージと客席が一体となってライヴを作り上げているのだ。

ロックは王道ディストーション・サウンドでソロプレイを奏で、はじけるような笑顔で背面弾きを見せる。 “ギターってカッコいい” と改めて思わせてくれる、その姿はまさにギターヒーローだ。

Dr. マスキング(CV.夏芽)のパワフルで図太く、かつ疾走感あふれるドラムプレイは圧巻。力強い演奏を最初から最後まで涼しい表情でこなしてみせる。その姿のどこにあれだけのパワーを秘めているのかと、いつも不思議に思ってしまうほどだ。

シンセサイザーでテクニカルなアルペジオプレイを見せるパレオ。その華麗で刺激的なプレイは、さながらシンセブームを牽引した往年のキーボードプレイヤーを彷彿とさせるような貫禄だ。

チュチュがターンテーブルとクロスフェーダーを見事にさばき、ファンキーなスクラッチサウンドで客席を湧かせる。誰もが一番に思い描くDJの姿だ。もちろんノリノリなMCで各キャラを紹介してくれるのも彼女。

レイヤは、ファズに近いようなハイゲイン・ディストーションでリードプレイを見せつける。地の底を這うようなベースサウンドで何もかも飲み込んでしまう。

そしてそれぞれのパートが一つになっていき、次のナンバー『ヒトリノ夜』へとつながる。
この曲はRoselia×RAISE A SUILEN合同ライブ「Rausch und/and Craziness」でのサプライズ要素でもあったカバー曲だ。

チュチュとパレオがサビのリズムに合わせて、人差し指を立てて両手を振り下ろす動きに合わせて、観客も皆がペンライトを前後に振る。間奏で見せるロックのテクニカルなギターソロとチュチュのスクラッチサウンドの掛け合いも楽しい。

続けて演奏されたカバー曲は『1/3の純情な感情』。
『ヒトリノ夜』もそうだったが、原曲の雰囲気を絶妙に残しつつ、RASらしいデジタルサウンドが融合し、ポップでありながらもRASの世界観にマッチしたアレンジに仕上がっている。

ますます盛り上がるライブ後半の模様はこちら

BanG Dream!

“BanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020” 2020年5月3日(日)メットライフドームにて開催!
BanG Dream!プロジェクト史上初となる6バンド総出演ライブをメットライフドームにて開催決定!
◆出演
Poppin’Party/Roselia/RAISE A SUILEN/Afterglow 美竹蘭役 佐倉綾音/Pastel*Palettes 丸山彩役 前島亜美/ハロー、ハッピーワールド! 弦巻こころ役 伊藤美来

◆ライブ・ビューイング実施決定!

そのほか詳細は順次公式HP内のイベントページにて公開いたします。
https://bang-dream.com/events/gbp2020

RAISE A SUILEN主演のBanG Dream!初となる舞台が上演決定! ◆公演名:We are RAISE A SUILEN〜BanG Dream! The Stage〜
◆日程:2020年7月15日(水)~19日(日) 全9公演
◆会場:天王洲 銀河劇場
◆主催:株式会社ブシロードミュージック、株式会社劇団飛行船
◆原作:月刊ブシロード連載「RAiSe! The story of my music」
漫画:しいはらりゅう ストーリー原案:中村航 脚本:綾奈ゆにこ 演出:松多壱岱

◆キャスト
レイヤ:Raychell、マスキング:夏芽、パレオ:倉知玲鳳、ロック:小原莉子、チュチュ:紡木吏佐、花園たえ:大塚紗英 and more …

◆最速先行抽選実施
1月22日(水)発売のRAISE A SUILEN 4th Single「DRIVE US CRAZY」に最速先行抽選申込券を封入!
受付期間:2020年2月12日(水)18:00~3月21日(土)23:59

公演詳細はこちら:https://bang-dream.com/ras_2020


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