―ざっと3曲について伺ってきましたけど、ここで改めてそれぞれの曲についてご自身から聴きどころを教えていただければと思います。
N:そうですね……。前回はZENTAさんがベースも弾いてくださったりとか、結構もうフル稼働して頂いたんですけど、今回は私の好きなミュージシャンの方々に参加して頂いて。なので、ベースも今回は浅倉(高昭)さんにお願いしたりとか。ドラムも、ちょっと今回は『Carnelian Dance』があったので、山本真央樹さんがそういうお洒落な、めちゃくちゃかっこいいドラミングをしてくれるので、そういうのをお願いしたりとか。ピアノの方も今回は矢吹(卓)さんというなんでもできる感じの(笑)プレーヤーの方なんですけども。そういうこともあって、前回と比べて個性がそれぞれ立っている曲が、3種類全然違うテイストなので。
『Navy Night』は前回からのZENTA色がガッツリ出ている、前作の『Gold City Lights』と同じような疾走感のあるイメージ。『Carnelian Dance』が個人的には前作の『Colors』と比べて私の中では新しいジャンルになるのかなというところで。既にリリースしているのでいろんな方に聴いて頂いてるんですけど、『Carnelian Dance』が結構人気な状態です。
結構バラードが好きなので、私の推しは『White Tender Light』なんですけど(笑) 情景を思い浮かべながらみなさんに聴いていただけたらいいんですけど、本当はミュージックビデオを作りたいなぁとは思っているので、ちょっとZENTAさんをつっついてみるしかないですね(笑)
―ありがとうございます。アルバムを作り終えてのお気持ちを聞かせてください。
N:んー!ようやく来たなという感じですね。やっと(笑) 出せてよかったなと思ってます(笑)
―前作から3年かかりましたからね。
N:そうなんですよ。なんでか分からないけど3年経ってたんです(笑) でもようやくこうやってリリースできて。モノが手元に届くとすごい嬉しいものだなとも思います。また、リリースイベントもしっかりさせていただくことになったので。前回もCOTTON CLUBでリリースイベントをさせて頂いてたんですが、今回もCOTTON CLUBでということで、身が引き締まる思いです。
―このアルバムを引っ提げて10月30日にCDリリース記念ライブがあるんですね。
N:そうです!
―中村さんのバースデー記念でもあって。バイオリンのAyasaさんをゲストに迎えてCOTTON CLUB東京でライブを行うんですね。このライブ、気になるのはどういうセットリストになるのかというところなんですが…。勿論まだ決まっていないことや言えないこともあるかとは思うのですが、前回の『Colors』と今回の『Colors~Relay Point~』の楽曲も含めたステージになるんですよね?
N:そうですね。オリジナル曲がほぼメインだと思います。なんとも、ちょっとまだ確実に決めていないんですが。カバーはないんじゃないかな(笑) ちょっとはっきり言えないですけど(笑)
―前回はカバーがあったと思います。
N:でも、1曲だけですね。今回はないかも(笑) 新曲やります!って感じですね。
―最新のセットリストで充実のステージが見れるというところですね。
N:はい。あと、私エアロフォンをいろんなところで演奏しているので、エアロフォンもおそらく聞けると思います。
―なるほど。今回のレコーディングはエアロフォンは使ってないんですよね?
N:使ってないです。
―ライブではエアロフォンも見れると。レコーディングで使用したサックスは各曲でどの楽器を使ったかお聞きしておきたいんですが。
N:愛用しているアルトサックスのSelmer JubileeのSerie 3 GPですね。
―3曲ともすべてアルトで。
N:全部一緒です。
―わかりました。マウスピース、リガチャー、リードについてもお聞きしておいていいですか?
N:マウスピースはヤナギサワのメタル、リガチャーはマウスピースに付属してるもので、リードはウッドストーンの3番だと思います。
―ありがとうございます。では、ライブを楽しみにしています!頑張ってください!
N:ありがとうございます。よろしくお願いいたします!
インタビュー・撮影:小野寺将也
中村有里
中村有里 『Colors~Relay Point~』Now On Sale!!
2024.10.2 Release
ZENT-0006
3曲入り 税込1,500円
各種配信はこちらから
https://linkco.re/bphdDFU4