―ここで、今まで話してきた中で、楽器遍歴をちょっと教えてもらいたくて。最初出た話だと、一番最初に「けいおん!」が好きになってバンドに興味を持ったときに手にしたギターは親戚のお姉ちゃんから貰ったエレキギターでストラトだったんですよね。

C:そうです!

―その後ずっとそのギターでやってたわけじゃないですよね?

C:高校はこのギターで全部やってました。

―エフェクターとかは?

C:エフェクターは、BOSSのME-25、マルチで。

BOSS ME-25(写真提供:Canaco)

C:で、fleufleuって名前で活動するようになってから、高校卒業してからですね。Grecoの赤い、ショッキングピンクのギターを使いはじめました。

―今もステージ上にサブで置いてあるやつですね。

C:そうです。

―あれはいつ入手したんですか?

C:大学1年生の終わりぐらいだったと思います。

―大学1年のときはまだ親戚のお姉ちゃんからもらったギターだったんですね。

C:そうです。ずっと使ってました。

Greco  WS-STDカスタムモデル(写真提供:Canaco)

―大学1年の後半からGrecoのギターを使いはじめて。そこからはどうですか?弾き語りもやりはじめてますよね?

C:その弾き語りのギターは、高校2年生のときに弾き語りを勧められて、アコギを持って無かったので、エレアコを購入しないと、っていう流れがあったんです。顧問の先生とギタリストの先輩にお茶の水まで着いてきてもらって、実際にいろんなアコギを弾いてみて、エレアコと言っても生音がいいのがいいからそれを選びなってアドバイスをもらって。で、下倉楽器だったかな?そこで、おばあちゃんからのプレゼントみたいな形で購入したのが初めてのアコギでした。

―それはブランド名とかモデル名とかは分かりますか?今も持ってるんですか?

C:今も持ってます。YAMAHAのAC3Mっていうモデルです。

―それをずっと弾いてて、今も弾き語りはそのギターでやってるんですか?

C:今は、Historyのアコギを使っています。

ちょっとエレキの話に戻して、2020年ですかね。島村楽器さんにエンドースみたいな形で、島村楽器さんのオリジナルブランドのRyogaのCicada G-2っていう、『アイビー』のMVでも使ってるメイン機なんですけど、それを提供して頂いて。Ryogaを手にするようになってから、アコギもHistoryどうですか?って言って頂いて、是非!みたいな感じで使いはじめました。

―なるほど。では今はエレキもアコギも両方とも島村楽器さんからご提供頂いているっていうことなんですね。

C:はい。

―赤いCicadaは印象的なギターですが、どういうところが気に入ってるんですか?

C:今までストラトタイプのギターをずっと使ってきたので、ビジュアルの新鮮さはすごく自分の中ではありますね。あと、大きめに見えるんですけど、中が空洞なので割と見た目よりは軽いところも気に入っています。杢目もすごく綺麗で、今まではショッキングピンク!みたいな若々しくかわいらしく見えるような印象だったのが、打って変わって大人っぽくなった感じが私的にはグッときたポイントです。結構、ビジュアルビジュアルですね(笑)

Ryoga Cicada G-2(写真提供:Canaco)

―これから、どういう楽器が今後欲しいとかありますか?

C:今考えてるのは、テレキャスが欲しくてですね。自分の足元も色々買いに行ったりとかしたついでに、友達とか先輩とか連れてお茶の水で楽器屋巡りみたいなのするときに、ちょっとギターの試奏もしてみたんです。バンドやってる感じ、サウンド感とか声の感じだとテレキャス合うんじゃない?みたいなアドバイスをもらって、テレキャスって確かに持ったことないなって思って。弾いてみたんですけど、音の分離の感じとか、思ってた以上にテレキャスが結構しっくりきてはいて。頑張って貯まったら(笑)買いたいなとは思ってます(笑)

―最後になりますが、『アイビー』については先程伺ったように2月からいろんな思いを込めて作ったっていうのはみんな伝わると思うし、それを今回見れて、聴けて、感動的なことを思ったファンの方もいると思います。今後も、今までの曲も生かしながら新たな曲も作っていくと思うんですけど、これからの未来を語って頂ければと思います。

C:3月1日に私たち4人はFaulieu.として活動を再開しました。見てわかる通り名前だったりとか、今後やっていく曲のアレンジだったりとか、変わってしまう部分もありますが、根本となるバンドの心臓の部分、信念ってものは全く4人の中で一切変わってなくて。ライブハウスっていう場所はみんなにとって楽しい場所であってほしいっていう思いもあるので。私たちの活動だったり、音楽だったり、演奏だったり、ステージだったり、そういうものがみんなの元気につながればいいなっていう強い気持ちで、これからも活動を続けていければいいなと思っているので、そこはみんなに心配してほしくないなと思っています。

生まれ変わったつもりはなくて、みんなと夢の続きを見るために帰ってきたぞー!みたいな、そんな気持ちでいるのでそこは安心してほしいです。

でも、こうして帰ってこれたのも待っていてくれたあなたがいてくれたからだし、思いを繋いでいてくれた人たちがいたからこそ、私たちがまたこうして音楽活動を4人でできる形で帰ってこれたので、そこはすごく感謝していて。本当にありがとうございます、ということをめちゃくちゃ伝えたいです。

―待っていてくれた方々はこれからももっといい景色を見たいと思ってるんじゃないですか?

C:はい。待っててくれた方もそうですし、私達に関わってくれる全ての方への感謝の気持ちを忘れないで、今まで積み重ねてきた過去も間違いじゃなかったってことを証明するためにも、ここまで一緒に歩みを共にしてくれた”あなた”と、これから沢山の場所で出会えるであろう”あなた”と、私たち4人で、もっともっと素敵な景色をつくっていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

撮影・インタビュー:小野寺将也

Faulieu.

Faulieu. Presents『RPG』開催!

Faulieu. Presents
『RPG』
6/2(金)  渋谷 CLUB CRAWL
6/27(火) 下北沢 ReG(ワンマン)
7/19(水) 下北沢 ReG(ワンマン)
7/26(水) 六本木 unravel tokyo
8/1(火)  渋谷 eggman
8/14(月) 下北沢 ReG(ワンマン)


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