2023年5月20日に本誌主催で開催したLOVEBITESのギタリストmiyakoさんによるギターセミナーの第二弾となる「LOVEBITES miyakoスペシャルギターセミナー2024」が2024年4月5日~7日にかけて、名古屋・大阪・東京の3会場で開催された。

昨年の東京のみ3部制の開催から、今年は名古屋・大阪は各2部、東京は3部と大きく規模を広げたこのイベント。その中から、4月7日に東京・ビクターエンタテインメントで開催された全3部の模様を集約してお届けしよう。

なお、今年のギターセミナーが東名阪3日連続での開催となった理由もセミナーの中で「(縁あって使わせてもらうことになっていた名古屋の)今池3STARが4月5日しか空いてなかったんですよ。そこを抑えたら、バンドマンの血が騒いで3連チャンに挑戦したくなって、いけるなと思ったけど思いの外シンドかった(笑)」「この回数やったら見たい人はみんな参加できる。申し込んだ会場には来られるので、全部落選する人はいないはずなんです」と多くのファンが参加することができるようこの規模での開催となったことを語ってくれていた。

大きな拍手に迎えられて登場したmiyakoはオフホワイトの生地に金糸で星や月をモチーフにした刺繍が入れられた清楚なワンピース姿。実はこれ、東名阪の各会場ごとで来場者にプレゼントされた来場特典のポストカードや、各会場限定で販売されたTシャツとリンクした衣装。こういったところにも来場者を様々な角度から楽しませたいというmiyakoの心意気が見てとれる。

そして、これは本セミナーで最初に語られた「ライブで様々なギターを使い分ける理由」にも相通ずるものなのだ。

「LOVEBITESはみなさんのおかげでありがたいことに年々大きい会場でライブをすることができるようになっていて。大きいフラッグや豪華なステージ、照明や炎ボーン!て出したり、金テ(テープ)飛ばすとか、目で見て楽しんでもらう要素も会場が大きくなればなるほど増えるんですよ。LOVEBITESはそれもこだわってる。その中で、いちギタリスト、メンバーの一人として、私もそれを提供したいから、曲によってギターを持ち替える。音もそうだし、見た目にも曲のイメージにあったギターを選んで使うようにしています」(miyako)

つまり、人間は視覚から得る情報量が大きい部分を占めているので視覚でも楽しませることも重視しているということなのだ。今回セミナーに用意された4本のギターについてのそれぞれのイメージや使用曲の傾向については以下のように語られた。

・Dean USA V Flame Maple Floyd PG Trans Red

華やかで綺羅びやかなイメージ。『Rising』『When Destinies Align』『Glory to the World』などの開けたキラキラしたイメージの曲に合っている。

・Dean ML Switchblade Quilted Maple

ワルそう、ダークなイメージ。シェイプから連想されるようにドンシャリ目の、いい意味でミッドが無いサウンド。だから『Shadowmaker』『Dissonance』などダークな曲には見た目だけではなく音的にもピッタリ。

・Dean USA Icon Flame Maple Faded Denim

見た目のイメージと言うよりは自分の中では一番馴染んでいるギターなので、ニュアンスを大事にしたい曲や音数が多い、速い、難しい曲では安定・安心のIconにいくことが多い

・Gibson Custom Shop Historic Collection 1958 Korina Flying V Reissue

フライングVは私が欲しくて買っちゃったからステージでも使わせてくれっていう自己満の世界も入ってきちゃってるんですけど(笑)

クラシカルな音をしているのでたとえば『Dissonance』も『Shadowmaker』も合わない。

Judgement Dayツアーでは見た目のイメージと言うよりは「アンコールで新しいのをもってきたな」っていうポイントで使った。

また、今回のセミナーには持ってきていないが、Gibson Les Paulについては以下のように触れられていた。

「ロック!」ってイメージ。LOVEBITESの中ではロック系の、みんなで叫んだりできる曲に合うかな。『Raise Some Hell』『No Time To Hesitate』『Scream For Me』とか

このように多くのギターを使い分けるmiyakoだが、これは単に多くの楽器を用意して持ち替えているだけ、という話ではなく、実際に演奏する上での苦労も多いという。

「弾き心地も違うしスケールの長さも違うしネックの太さも違うし、音の違いも全然あるし。対応するのがすっごい大変なんですよ。新曲を合わせて慣れていこうねっていう段階ではIconだけ持っていくけど、スタッフが入ってくれる段階になってきたらギターを3、4、5本と増やしていって、持ち替えて弾き心地の違うギターに慣れていくリハーサルを自分の中では兼ねて取り組んでるんです。大変だなって思うことも多いけど、LOVEBITESを好きでライブに来てくれる人に少しでもライブを楽しんでもらえる要素を自分が頑張ることで提供できていればいいかなと思っています」(miyako)

そして、ここで1曲目となるデモンストレーション楽曲としてDean USA Vを手に『Rising』が披露された。勇壮なメロディや切れ味鋭いリフをDean USA Vならではのブライトかつ伸びやかなトーンでプレイすると会場の空気も一気に熱を帯びる。

続いてはDean MLであの曲をプレイ!

LOVEBITES

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8月29日(土) 福岡・Zepp Fukuoka
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9月11日(金) 北海道・Zepp Sapporo
9月13日(日) 宮城・仙台GIGS
9月19日(土) 石川・金沢REDSUN
9月21日(月祝) 新潟・新潟LOTS
9月25日(金) 東京・Zepp Haneda
9月26日(土) 東京・Zepp Haneda
詳細はLOVEBITESオフィシャルサイトへ
https://lovebites.jp/

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2024年のワールド・ツアー「The Thin Line Between Love And Hate」を経て、2025年に入ってすぐからバンドは本格的に作曲フェーズに突入。EP『LOVEBITES EP II』を携えてのジャパン・ツアー「Eternal Phenomenon」とも並行して強力な楽曲を作り続け、ツアー後は制作に集中。8月からは、11月頭に「Eternal Phenomenon」米国版で渡米する直前まで、約2ヶ月にわたってレコーディングを行った。その音源は、ミッコ・カルミラ、ミカ・ユッシラというフィンランドの名匠エンジニアふたりの手によって、それぞれミキシング、マスタリングが施され、そのタイトルのとおり、「尋常ならざるパワー」が充満した傑作が完成した。オリジナル・フル・アルバムとしては、オリコン週間アルバムランキングにおいて初登場5位を記録した『JUDGEMENT DAY』以来、実に3年ぶりとなる。

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