伊藤ハルトシ(Guitar/Cello) 使用楽器・機材紹介

t.m.p tuned Cello

2006年頃から愛用を続けるチェロは、t.m.pの独自ノウハウである「燻煙」という処理が取り入れられた特別なもの。オールド楽器のような木の鳴り方と、発音の良さ、寒暖差による変化の少なさを実現したこのチェロは「一生付き合う楽器になると思う」と話してくれた。ネック部分は黒澤楽器店弦楽器職人トマゾ・プンテッリ氏が修復を施し、現在に至る。

弓はEmmanuel Carlier。「とある機会に、20本近くブラインドテスト試奏したことがあり、これだ!と思った弓が3本だけ残りました。答え合わせをすると3本ともカリエールさんの弓でした(驚) 」(伊藤ハルトシ)
フランス弓らしい、豊かな音色だけでなく、パワーと吸い付きの良さもあるというこの弓は2020年から愛用を続けている。

チェロの集音には、表板に貼り付けるコンタクトピックアップSchertler BASiKと、駒の下部に取り付けられたコンデンサーマイクDPA d:vote VO4099Cが使用されている。

ギターは上記写真左から順に、t.m.p ST modelFender American Acoustasonic JazzmasterSuhr Standard Floyd Rose Custom。AcoustasonicはL.R.Baggs Para Acoustic D.I.(プリアンプ/DI)へと接続されている。

t.m.p ST model
「燻煙、サークルフレット、スロープヘッドなどt.m.p独自のノウハウが凝縮され、音色の説得力が魅力です。
ホンマホバックのカーリーメイプルトップという、レスポールのようなボディ材で太い音色が気に入っています。さらに最近は、ヒールレス加工や、フロントとリヤをセレクト(テレキャスサウンド)できる回路にして、さらに汎用性を持ったギターとなりました。2006年から使用しています」(伊藤)

Fender American Acoustasonic Jazzmaster
「2022年のFender Showcase Tokyoにて、沢山の種類のアコスタソニックを弾かせて頂いた中で、ドンピシャでビビっときたギター。深い鳴りが特徴で、特にインスト系のライブにて細かなパッセージを弾くライブには必ず持って行きます。ハウリングに強く、エレキからの持ち替えも全く違和感なく、アコギのサウンドバリエーションが豊富でリアルな音色が秀逸です。また、クリーントーン、歪み双方に対応できるのが最大の魅力です」(伊藤)

Suhr Standard Floyd Rose CTM
「当時ずっと2ハムのロック式が欲しかったのと、現場でハードロック系のサウンドが必要となったときに購入しました。2010年頃だったと思います。Suhrらしい、とても弾きやすく精度の高いギターで、ピックアップは、ハムはK&TのDUO、シングルはt.m.pのオリジナル。またピックアップの出力を下げる回路をつけており、ハム〜擬似シングルまで、幅の広い音色が出せるギターです。バスウッドらしい軽やかさと、ロック式のスペックのおかげで、ハードなリフやサウンド、アーミングができて、一瞬でギター少年になれます」(伊藤)

エレキギター用のアンプは、ヘッドがBogner Gold Finger Super Lead、キャビネットが同社製の212CB Closed Back Stack Cabinet

「クリーンはアメリカン、歪みはブリティッシュ、な味わいが出せ、且つ6V6管によるGoldfinger独自のリッチなトーンがお気に入りです」(伊藤)

「過去、30種類以上のキャビを試したなかで、一番ピンと来た一品。良質なバーチ材と作りで、音の密度がしっかりあり、音も散らず、12インチ2発にも関わらず4発入りのキャビに近い出音の定位が素晴らしい」(伊藤)

アンプ横のテーブルにはモニターバランス調整用のミキサーとしてPhonic AM85が用意されていた。

こちらはチェロ用のペダル類。Schertler BASiKは専用のアダプター [ 1 ] から [ 2 ] のチューナーへ、マイクは [ 3 ] のミュートスイッチへと接続され、2系統の信号が [ 4 ] のEDB-2でミックスされている。ケーブルにはKR’Z Nano Diamond CableThe Nude Cableを使用。

[ 1 ] Schertler Power Supply Adapter(Schertlerピックアップ用パワーサプライアダプター)
[ 2 ] KORG DT-10(チューナー)
[ 3 ] Acoustic Sound Atelier Enfini Custom Works Microphone Mute Switch(ミュートスイッチ)
[ 4 ] Headway Music Audio EDB-2(プリアンプ/DI)

一方、エレキギター用のペダルボードがこちら。ボード外にもワウ等のペダルが置かれている。信号に直接関わらない ( 3 ) と ( 11 ) を除いてはすべて直列で接続されており、ボリュームペダルの前段に歪み系、後段にモジュレーションと空間系という配置になっている。

( 1 ) Fulltone Clyde Deluxe(ワウペダル)
( 2 ) G2D Classic-Overdrive(オーバードライブ)
( 3 ) IK Multimedia iRig Blue Turn(Bluetoothフット・ペダル)
( 4 ) tc electronic Polytune3(チューナー)
( 5 ) JHS Pedals The AT+(オーバードライブ/ブースター)
( 6 ) Paul Cochrane Tim(オーバードライブ/ブースター)
( 7 ) Shin’s Music Baby Perfect Volume 25k for Lo-IMP(ボリュームペダル)
( 8 ) Empress Effects Nebulus(モジュレーション(コーラス/ビブラート/フランジャー))
( 9 ) JHS Pedals Lacky Cat Delay(ディレイ)
( 10 ) tc electronic HOF Mini Reverb(リバーブ)
( 11 ) Strymon Ojai(パワーサプライ)

伊藤ハルトシ

撮影:加藤浩平

大谷舞(Violin) 使用楽器・機材紹介

NAOTO

2022.12.29(木) ワコーレ和田興産プレゼンツ NAOTO×鳥山雄司 live authentic vol.1 開催決定!

【公演名】ワコーレ和田興産プレゼンツ NAOTO×鳥山雄司 live authentic vol.1
【日程】2022年12月29日(木)
[1st] OPEN 13:45 / START 14:30
[2nd] OPEN 17:45 / START 18:30
【会場】兵庫:クラブ月世界
【出演】NAOTO(Vn) 鳥山雄司(Guitar) 松本圭司(Keyboard)川崎哲平(Bass) 川口千里(Drums)
【料金】全席自由(整理番号付) 8,800円(税込) ※未就学児入場不可
【一般発売】2022年11月19日(土) 10:00〜
イープラス:
https://eplus.jp/nt-la/
ローソンチケット:コード 51738
https://l-tike.com/naoto/
CNプレイガイド:
https://www.cnplayguide.com/liveauthentic/
チケットぴあ:コード 229-020
https://w.pia.jp/t/naoto-toriyamayuji/
【問合】キョードーインフォメーション 0570-200-888 (平日・土曜 11:00~18:00)

最新アルバム『Get over it』Now On Sale!!

Artist:NAOTO
Title:Get over it
型番:SURE-1001
発売日:2022年4月6日(水)
価格:¥5,000(税込)

01 SHARE! KFB福島放送「シェア!」テーマ曲
02 Nice Try!!!
03 NATURE SOUR FM栃木 RADIO BERRY開局25周年記念「レディオベリーウエザー(お天気のお知らせ)」テーマ曲
04 Get over it
05 Like a gigue
06 Stay With Me
07 幸せな食卓 La La TV「眼福食堂」テーマ曲
08 Explorer 改 〜Band ver〜 アバルト「The SCORPION SPIRIT―挑戦―」オリジナルアレンジ曲
09 Shining FM岡山「牛嶋俊博ドリームファクトリー」テーマ曲
10 Conflict of mind
Bonus Track 心のふるさと〜Inst Ver〜 北清水小学校創立50周年記念歌


Larrivee MONO Case
BlackSmoker_BM_MISA BS FUJI 聖飢魔II&DHC
LOVEBITES digimart DIXON