新山詩織 使用楽器・機材紹介

新山詩織 with Taylor 814ce

Taylor 814ce

新山詩織がこの日使用したアコースティックギターは、Taylorのフラッグシップモデル814ce。シトカスプルース+インディアンローズウッドの王道の組み合わせで、ローズウッド特有の高音~低音までの豊富でワイドなトーンレンジも持ちながら、リッチな高低音の際立つ明瞭なサウンドキャラクターが特徴。 Taylor独自のGA(グランド・オーディトリアム)シェイプで、高い次元でバランスの取れたサウンドであらゆる音楽にオールラウンドに対応できるモデルだ。 仕様から2020年以前に製造されたXブレーシング時代の個体であることが分かる。ヘッドにはBOSS製のクリップチューナーTU-10が取り付けられている。 ストラップはFenderの大定番、モノグラム・ストラップ(Monogrammed Strap – Black/Yellow/Brown)が使用されていた。

「デビューしてからは学生時代から使用していたアコギをメインにバンドLiveは行っていました。ですがアコースティックメインのライブも重ねてくうちにバンドでの力強さとは違う、もっと声に寄り添ってくれるような生感のある音が欲しい…という想いから購入に至りました。 特に気に入っているのが、直接マイクを通した時に出る、何とも言えない低音の響きです。僅かなスモーキーさがたまらないです」(新山)

新山詩織 with Gibson ES-335TDC

Gibson Memphis Historic Series 1963 ES-335 TDC VOS Sixties Cherry

『きらきら』『分かってるよ』で演奏されたエレキギターはギブソン・メンフィスファクトリー製造の1963 ES-335(2016年製)。 この時期はボディのセンターブロックまでニカワ接着に切り替わり、細部までオリジナルのディティールを再現。 大きくサウンドが向上したヴィンテージリイシューモデルだ。

「高校生の頃、チバユウスケ(The Birthday)さんがROSSO『シャロン』のPVで使用していたホワイトファルコンを見て、丸々としたひょうたん型に一目惚れしたのがきっかけでした。貯金がある程度溜まったある日、意を決して購入。あまりにドキドキしていて、わざわざお店まで1時間ほど歩いて行ったのを覚えています。 形はもちろん、色もチバさんのテネシーローズに近い深みのあるワインレッドが大のお気に入りです」(新山)

エレキギターで使用されたアンプはOrange Rockerverb 50 Mk III Combo。 フルチューブのコンボアンプだ。 特にエフェクト・ペダル等は使用されていないが、アンプ内蔵のスプリング・リバーブは使用されている。

「今回アルペジオの指弾きがメインの曲で使用しました。少し力を入れれば鋭くなり、あえて弱くするとテイラーにも近いスモーキーさと温かみのある音になる。 自分の「こうしたい」という気持ちの変化にもしっかり寄り添ってくれる部分にとても魅力を感じました。初日のリハーサルで一音鳴らした瞬間に響きがじわっと耳から身体へ染み込んで行くあの感覚は今でも忘れられません」(新山)

足元のペダルは ( 1 ) KORG Pitchblack(チューナー)と ( 2 ) BOSS DI-1(ダイレクト・ボックス)がアコースティックギター用、 ( 3 ) BOSS TU-3(チューナー)がエレキギター用だ。 アコースティックギター~チューナー間に使用されているシールド・ケーブルはFender Custom Shop FG186BS Cable。

マイクスタンドのピックホルダーにはJim Dunlop Tortex Triangleピックの0.60mm(オレンジ)と0.73mm(イエロー)が用意されている。

「今回のツアーでは0.60mmのオレンジはアコースティックギターメインでスローテンポな落ち着いた曲に。0.73mmイエローは335メイン、他アコースティックでも力強く弾きたい時に…の様なイメージで使い分けていました。イエローの方が僅かに厚みがあるので、アコギでも単音をしっかり鳴らしたい時(『絶対』など)やストロークで強さを出したい時に積極的に使用しています」(新山)

ライブ撮影:達川範一
機材撮影:小野寺将也

Special Guest:山崎あおい 使用楽器・機材紹介

新山詩織

「新山詩織 アコースティックLive 2023 ~夏の終わり Vol.02~」決定!

出演:新山詩織(Vo,Ag) / 和久井沙良(Pf,Key)

10月14日(土)北海道・札幌 くう
OPEN 15:30  START 16:00
公演に関するお問合せ:マウントアライブ  011-623-5555

10月15日(日)東京・目黒ブルースアレイジャパン
<1st> OPEN 15:00  START 16:00
<2nd> OPEN 18:30  START 19:30
公演に関するお問合せ:目黒ブルースアレイジャパン  03-5740-6041

10月21日(土)愛知・BL café
OPEN 16:30  START 17:00
公演に関するお問合せ:サンデーフォークプロモーション  052-320-9100

10月22日(日)大阪・ヒルズパン工場    
OPEN 16:30  START 17:00
公演に関するお問合せ:サウンドクリエイター  06-6357-4400

チケット料金(東京以外):
全席自由 ¥5,500 ※ドリンク代別

チケット料金(東京公演):
¥6,000 ※飲食代別(当日シートチャージ別途¥550)    
Plate Sett(1Plate・1Drink付/ミュージックチャージ&シートチャージ込) ¥11,000    
Dinner Set(Mini Dinner・1Drink付/ミュージックチャージ&シートチャージ込) ¥14,000    

※未就学児入場不可  
詳しくは
https://niiyama-shiori.com/live_event/2023/08/2930/

『I can’t tell you(feat. 和久井沙良)』好評配信中!

新進気鋭のピアニスト和久井沙良を迎え、新山の『歌』と和久井の『ピアノ』だけという『最小限』の編成で制作された楽曲。
今作のマスタリングはアデルなどのアルバムを⼿がけたグラミー賞マスタリングエンジニア、『ランディ・メリル(Randy Merrill)』が担当。まるで目の前でライブが繰り広げられているような、繊細かつ躍動感溢れるサウンドに仕上がっている。


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