Nothing’s Carved In Stoneのボーカリストとしてシーン内でも唯一無二の存在感を放つ村松拓。現在のスタイルへと辿り着くルーツはどこにあるのだろうか。彼には何が見えているのか。そして、Nothing’s Carved In Stoneの11年目初となるニューシングル『BEGINNING』(2019年5月発売予定)についても話を聞いた。

ブルーハーツが最初の衝撃でした

―まずは声を求めたルーツ、歌い方のルーツ、そういったものを伺いたいんですが。

僕は、まず、甲本ヒロトさんが最上級の憧れでしたね。まず一番最初の衝撃が、ロックはパンク。甲本ヒロトさん。マーシー(真島昌利)もそうだったし、マーシーも同時に、『ラインを越えて』とかマーシーが歌ってる曲もなんでこんな声出せるんだろう?っていう観点で見てたから。

―ブルーハーツ(THE BLUE HEARTS)時代ですか?

全然、俺がブルーハーツを知った時代には解散してましたね。ハイロウズ(↑THE HIGH-LOWS↓)です。ハイロウズの『相談天国』とか、初期の勢いが出始めの頃の曲、『ミサイルマン』とかはシングルで買ってますね。

あのシンプルな言葉が、あと、あの声が今でも頭に焼き付いてますね。

―洋楽で言うとどなたかそういう存在はいるんでしょうか?

俺はね、洋楽はオアシスですね。リアム・ギャラガー。

―その他は?

なんだろう、いっぱいあるけど…憧れる……その、リアムもビートルズのジョン・レノンに憧れてるんですよね。歌い方そのまんまだし、声も似てるんだけど、俺は衝撃がそのリアムだったんですよね。立ち振舞も本当、ダサいんだけど。好きですね。

―他には?たとえばベスト3を挙げるとするとどうでしょう?

日本人だと、ヒロトさん、(奥田)民生さん、HUSKING BEEの磯部(正文/Vo,Gt)さんの3人ですね。

―洋楽で言うと?

これは、年取ってきたんでだいぶ変わってきてますけど…

リアム・ギャラガー、スティングと、フーファイ(Foo Fighters)のボーカル、デイヴ・グロールって言いたいんですけど、Queens of the Stone Ageのジョシュ・オム。カイアスのボーカルだった。この人すっごい好きなんですよ。この人ね、俺めっちゃ真似してます(笑)。

ジョシュ・オムが結構好きで。でも、言ってみたら今たまたま上がってきたトーナメントな感じだと思う。3位ぐらいの枠はめっちゃくちゃいるんですよ。好きなボーカルが。

―そもそも、拓さんの一番最初のギター、音楽との出会いはどんな形だったんでしょうか? 一番最初に楽器をやり始めたのは中学生くらいの頃ですか?

そうですね。厳密に言うと、ギターを弾いてみたくて両親の知り合いの方にアコースティックギター、えっと、Ariaだったと思うんですけど。Ariaかなんかのアコギを譲って頂いて。それが小学5年生のときです。

それで何弾いたらいいか分からなかったんで、そのおじさんがくれたのが中島みゆきの歌集だったんですよ。それで『時代』を弾いて歌ったりとか。それで歌いながらギター弾いてみたっていうのが最初ですね。厳密には。

―それはギターを弾いてみたくて始めたんですか?それとも歌ってみたくて?

どっちだったか覚えてないんですけど。歌は好きだったから歌ってみたかったのかな。

―拓さんがギターをやりたいってことを外に発信していたんですね

言ってたんでしょうね。そうですね。考えてみると、そうですね。

―ギターを始めてみてすぐに上手く出来たんですか?

全然上手くなんなくて(笑)。モチベーションも別にそんな上がらずで。痛いし、手が。固いし、弦も(笑)。弦高も高くて、こどもの力じゃ弾けなくて…ってなってたら…。

当時の同級生に、「ギター持ってるよ」くらいのことは言ってたんですよ。そしたら、中2のときに、当時仲良かった友達がみんなブルーハーツ好きで。自分のブルーハーツミックスを作ってカセットテープで友達同士で回してたんですよ。当時ってそうじゃないですか?で、ブルーハーツやろうぜって話になって。僕は必然的にギター持ってるからギターってことで、っていうのが初めてのバンドです。

エレキギターも持ってなかったんで、親がピアノの先生の友達の家に行って、その人のつてでギターを借りて。EpiphoneかなんかのSG。『TRAIN-TRAIN』だけ弾けるようになったっていうのが。でも、それもなんかあんまり別に面白くなくて。

―そのバンドに誘ってくれたお友達というのがサッカー部のキャプテンだったとお聞きしました。

同い年なんですけど、ガキ大将だったんですよそいつが。で、(漫画)『ろくでなしBLUES』の(主人公)前田太尊に憧れてたやつで。僕鼻の穴でかいじゃないですか?(笑) それで、僕のことをヨネジ(※編註『ろくでなしBLUES』の登場キャラクター沢村米示は鼻が大きいことを言われるとキレてしまう)ってそいつが言い出して(笑)。そんな感じでよくつるんでたんですよ。

そいつがバンドやりたいっていうから必然的にメンバーにリストアップされるんで。お前はギターだ、みたいな。

―そのバンドはいつまでやったんですか?

一回きりです。なんだったのかよくわかんないですけど。

―ピアノの発表会の後にやったそうですね。

そうそう、そうです。そうなんですよ。謎でしたね。俺たちのこと見に来てる人はひとりもいないし。同級生もいないし。ライブハウスでやればいいものを…

―それはじゃあもうそのキャプテンのためだけに?

そうです。自己満です。


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歌が歌いたかったけど、自分では才能があると思ってなかった

Nothing’s Carved In Stone

“Live on November 15th 2021” 開催決定!

今年はBillboard Live TOKYOでの開催となり、初のアコースティックセットで実施。さらに、2017年に開催された“Existence Tour”以来となるH ZETT Mのゲスト出演も決定。まさにスペシャルなライブになる予定です。

Special Acoustic Live “Live on November 15th 2021”
2021/11/15(月)Billboard Live TOKYO
1部 OPEN 15:30 / START 16:30
2部 OPEN 18:30 / START 19:30
Guest:H ZETT M

詳細はNothing's Carved In Stoneオフィシャルサイトをご覧ください。
https://www.ncis.jp/

2021年12月1日(水)11th Album リリース&リリースツアー開催決定!!

2年ぶりとなる11th Albumのリリースが決定!
配信シングル「Bloom in the Rain」「Wonderer」「Beautiful Life」の3曲を含む、全10曲を収録予定。

リリースに伴い、アルバムツアーの開催も併せて決定しました!全10箇所を回ります。

11th Album Tour 2021-22(タイトル未定)

2021年
12/6(月)大阪 なんばHatch
12/27(月)東京 渋谷WWW X

2022年
1/8(土)宮城 仙台Rensa
1/10(月)北海道 札幌PENNY LANE 24
1/15(土)広島 広島CLUB QUATTRO
1/16(日)福岡 福岡DRUM LOGOS
1/21(金)石川 金沢EIGHT HALL
1/28(金)愛知 名古屋DIAMOND HALL
1/30(日)香川 高松festhalle
2/25(金)東京 豊洲PIT

詳細はNothing's Carved In Stoneオフィシャルサイトをご覧ください。
https://www.ncis.jp/


naga guitars MONO Cases
Black Smoker Heritage DoraKitty
S7Gaoi AT Now For Ever Orange 穴見慎吾
つば九郎ウクレレ The Realist RV5PeA SGZ Laramidia
Orange Hinatch Sheelan Martin Style41 SGZ
G7th Capo DIXON
LUNASTONE MU-TRON Dean MYK