9. Wake Me Up (cover)
10. Behind The Mask

そのままカバーソングの『Wake Me Up』で会場は盛り上がり『Behind The Mask』へ。
この楽曲は去年リリースされたEPの表題曲でもないが、とても人気が高い曲だ。
そして勿論この『Behind The Mask』もリリースされた去年よりも格段にラップの精度が上がっていた。90’sのロックバンドのボーカルのようにキレッキレのラップをこなしつつベースを弾く姿は、本当にこれから先の未来が楽しみでいっぱいである。
これから誰に見つかり、どこまで行ってしまうのか、ありふれた音楽とは逆行しつつもこれが世界の音楽だ!と日本で表現する彼の姿は純度100%だった。

11. No one…

またの題名を『No one can stop me』とも表記することがある楽曲。
ライブ前になんか凄くかっこよくなってたから期待してて、と彼がSNSで言っていた通り
これまでに増して切れ味が増し、鋭くなっていた。
何も変えていないから多分変わったのは僕とFUMIYAだと思うとも、その後教えてくれた。
リズムを支配する男2人だけの音で構成されている『No one…』
まさに純度が限りなく高い音のみがステージ上にある。他を寄せ付けないリズムの奴隷になった2人が奏でる音楽は、間違いなくここでしか見れない、味わえないと伝えたい。

12. GET READY

歌物ポップス『GET READY』。このミュージックビデオはまさにここ、渋谷DESEOにて撮影されたもの。
歌物ポップスと言っても勿論ベースのスラップはしているのだが(笑)
「今あの頃の自分を見返すとね、結構いいじゃん!って瞬間はあるんですよ。ただ単純に今があの頃より凄いだけで(笑)」
と楽屋で少し語ってくれた。
今までの音楽史において存在しなかったジャンルを築き上げようとしている姿は、時々不安になり、危なっかしく見える。それもそう、誰もまだ歩いた事のない道だからだ。
ただ不思議と、今のRAYJIなら全て形にしてしまいそうな強さを歌物ポップスの『GET READY』からも感じることが出来た。

13. We Are SAMURAI

RAYJIの音楽はEDM(エレクトリックダンスミュージック)と生楽器の融合である。
まさにこの曲がそこにあてはまる。
海外でライブをする中で自身が日本人であるという事の自覚が強くなったと以前SNSで語っていた。
この音を聞けば誰もが思うであろう、RAYJIには広いスタジアムが似合う。
ライブ音源も12月頃にリリースされると聞いたので楽しみだ。

14. TATTOO

RAYJIファンに人気な曲は何かと聞かれたらこの曲『TATTOO』だ。
ライブではベースを弾かず、歌に徹する楽曲でもある。
このような純粋バラードを作れるのもRAYJIの凄みだと思う。そして何より、ベーシストである彼がベースを置いて歌っているのだ。
この『TATTOO』、駆け付けたファンの中にはRAYJIの歌で涙を流す者も少なくない。
音楽とは何か。まるでシャンソン歌手のように言葉を突き刺してくるRAYJI。
英語の歌詞という言語の壁を越えてダイレクトに伝わる感情は彼自身そのものを体現しているようだ。
「音楽で世の中を平和にする時代は終わった。でも、俺は1人1人の心を少しでも平和に笑顔に出来たらいいなと思う」
綺麗事は言わない、でも綺麗事を願い、現実を直視する男RAYJIだからこその言葉が詰まってると感じた。

15. The Universe

RAYJIといえばこの曲『The Universe』。
海外の動画でも幾度か拝見したが、ベースをスラップしながら歌うという事がこれほどスマートに表現された曲は他にないと思っている。
そして安定しすぎている歌。ブレが一切ない。
回数を重ねる事での安定感か、それともギリギリの中を生きてきた男の力なのか。
RAYJIというアーティストの基準とも言える楽曲なのではないかと私は思っている。

16. FACE THE MUSIC

そして『TATTOO』に負けるとも劣らない人気曲、『FACE THE MUSIC』だ。
アメリカ人ラッパーのSHAD ADは不在だったのだが、SHAD ADの声を流して届けてくれた。
RAYJIは以前から語っていた「SHADが俺に音楽を与えてくれた」
この言葉は今だから染みるところがある。
そしてそれが今もRAYJIの歌詞に鮮明に現れている。

17. YOU DO YOU

多く語る必要はないだろう。RAYJIはベーシストだ。誰よりもベーシストだ。
だからこそベース以外の全てを0からでも始めたのだろう。
きっとこのベースを届ける為に。
これにてRAYJIワンマンライブのライブレポートを締めくくりたいと思う。
普段はギラつく夜の渋谷の街も今日は少しだけ優しく見えた。
耳の中の残響が背中を教えてくれる。
明日から何を始めよう、そんな未来を考える余裕をくれた時間だった。
次のライブを、そして次のライブまでの日々を楽しみながら待とうと思う。

《SETLIST》
  1. 1. The hill when I can see the sun
  2. 2. Euclid Ave. 2023
  3. 3. Dance With Me
  4. 4. 4K.
  5. 5. The Pact
  6. 6. Rebels
  7. 7. Tokyo Knife
  8. 8. Losing Face
  9. 9. Wake me up
  10. 10. Behind the mask
  11. 11. No one…
  12. 12. Get Ready
  13. 13. We are SAMURAI
  14. 14. TATTOO
  15. 15. The Universe
  16. 16. Face The Music
  17. 17. YOU DO YOU

RAYJI楽器・機材/システム紹介


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