終わりのない旅だからこそ、近くにMountainmanが来たら、彼らの放つ刺々しいロックンロールな歌と演奏の花束を受け取ってほしい。

3月から始まったMountainmanの最新ツアー「Mountainman “Screams of the Heart” Tour」。同ツアーの東京公演が、5月29日に、新宿LOFTで満員の観客たちを前にして行われた。

SEが流れた瞬間に、フロア中から起きた熱いクラップ。ステージに足を運んだメンバーらの姿を見るや、 凄まじい歓声が場内から沸き起こる。高まる感情、高ぶる興奮。そして…。

ザクザクとした原田喧太のギターの音が響き、そこへ平山ヒラポン牧伸のドラムと高橋和也のベースが重いロックな音のうねりを重ね出した。ライブの幕開けを飾ったのが、野太いロックンロールな音を響かせた、最新アルバム『Screams of the Heart/心の叫び』の表題曲『心の叫び』だ。重くどっしりとした、でも、身体を心地よく揺らすロックンロールに身を委ねていたい。サビでは、高橋と原田のハモる歌声に合わせ、場内中の人たちが腕を高く振り上げていた。人生の生きざまをリアルに描きだしたブルーズ色の濃いMountainman流のロックンロールが、一人ひとりの人生に寄り添い、気持ちを揺さぶる歌として胸の奥へ奥へと響き渡る。終盤には、メンバーと一緒に「ラララ」とシンガロングする人たちが、あちこちに生まれていた。

切っ先鋭くもスリリングな音を掻き鳴らしながら、原田喧太が『Scowl』を歌い出した。巧みに変拍子も組み込んだ、展開の激しいロックンロールナンバーだ。胸をくすぐるメロディアスな原田の歌と躍動した演奏が重なり、心地よい唸りを描き出す。攻撃的なギターソロも巧みに加え、軽快に走り続けるエモいロックンロールの魅力をMountainmanは魅せてきた。

ふたたびヴォーカルは高橋和也へ。荒々しくギターを掻き鳴らす原田喧太。そこへ絡むリズム隊。奏でたのが、ちょっとルーズなアメリカンハードロックの匂いも嗅ぐわせた『searchlight』だ。低音域の利いた雄々しい声を観客たちの胸へ届けるように高橋は歌っていた。大人の男の色気を感じさせる歌声だ。胸に秘めた愛しき人への恋心を本音で語るように歌う姿に、女性たちが心惹かれ、気持ちを熱く寄り添えるのもわかる気がする。荒々しくもむせぶような原田のギターと、平山ヒラポン牧伸の音鳴りの良いソリッドなビートも、気持ちを上げる嬉しい要素だ。いつしかその声や演奏をつかもうとするように、ステージに向けて無数の手が伸びていた。

止まることなくどころか、さらに熱いロックンロールの風を吹かせるように、Mountainmanは『emergency call O.T.G.』をぶつけてきた。リズムとシンクロするようにシャウトし歌う高橋和也。その逞しい歌声に煽られ、気持ちが熱くなる。平山ヒラポン牧伸と高橋の織りなすタイトなビートに合わせて、場内中の人たちが手を振る景色も壮観だ。唸る演奏に合わせ、身体を揺らし続ける。それだけで気持ちが熱くなれる。それが、Mountainmanらしいロックンロールだ。曲中で見せた、高橋と原田喧太の歌声の掛け合いやハモりも気持ちを嬉しく騒がせた。

さらに彼らはスリリングな音の駆け引きを描くように『but it’s too late』をぶつけてきた。ブルーズなロックンロールの唸りに身を預け、70年代の世の中に生まれていた自由な空気を彼らの演奏に感じながら、ロックンロールに夢を詰め込んでいた、あの自由闊達な時代の空気を、Mountainmanの演奏を通して大勢の人たちが追体験していた。

「今日は、めちゃくちゃにしてやる!」と、高橋和也が叫んだ。次のブロックは、ギターをシェクターに持ち替えた原田喧太と高橋がブルーズなセッション演奏をしながら始まった。原田のギターが胸を躍らせるフレーズをぶち込むのを合図に届けたのが、原田がヴォーカルを担った『Good times Bad times』だ。軽快に、でも、スピーディーなロックナンバーの上で、原田が滑るように歌声を響かせる。疾走するハード&ロックンロールな演奏に乗せ、アメリカンハードロック然とした印象深いギターフレーズが次々と繰り出されていく。このまま、どんどん熱を上げ続けていたい。

表情は、一変。ワウペダルを駆使した原田喧太のギターが、甘くエモーショナルな音色を響かせる。そこへ平山ヒラポン牧伸のリムショットのリズムが重なり、高橋和也のベースが地を這うような音を唸らせる。その演奏に乗せ、大切な人への思いを、歌声のラブレターとして届けるように、哀愁を帯びた声で原田がエモくメロウに『光射す方へ』を歌っていた。そこへ綺麗に歌声を重ねる高橋、さらに平山もハーモニーを加え、観客たちの心を、歌に込めた思いでギュッと抱きしめていた。普段は勇ましい男が見せた、か弱くて優しい心模様。だから、その気持ちにより深く心が惹かれていた。

ふたたび歌声のバトンは高橋和也へ。原田喧太のワウギターに乗せて、高橋が「もうすぐ夜が明ける。朝日が昇る海を絶対に見てはいけない。なぜなら、幻の船に乗った若者たちの魂が帰ってくるから」と語りだした。その言葉を受けて歌ったのが、『幻の舟』だ。原田のロングトーンを生かしたギターの音色が、胸を痛く揺さぶる。哀愁を帯びた音色の上で、高橋が、古い言い伝えを物語るように歌っていた。平山ヒラポン牧伸のアクセントとなるリズムの上で、訪れた人たちへ、昔話を語り聞かせるように高橋は歌っていた。その声に、むせび泣くような原田の哀愁を覚えるギターのフレーズがいななくように音を重ねていく。なんて物悲しくもドラマチックな楽曲だ。誰もが、3人が歌い語る物語の世界へ引き込まれるように心を寄り添えていた。最後に響いたギターの音は、オールを漕ぐようにも聴こえていた。

続くのは平山ヒラポン牧伸がヴォーカルを担った『素晴らしい人生』

Mountainman

Moutainman / マウンテンマン
元男闘呼組、Rockon Social Club、俳優としても活躍している高橋和也(Vo&Ba)、日本を代表する屈指のギタリスト原田喧太(Vo&Gt)、多数のアーティストを支えてきたドラマー平山ヒラポン牧伸(Vo&Dr)からなるロックの原点を追求した、シンプルでストレートな熱い3人編成バンド、Mountainman(マウンテンマン)。
2026年5月に2ndオリジナルアルバム『心の叫び/Screams of the Heart』をリリースし全国ツアーを開催中!

Mountainman ニューアルバム『Screams of the Heart / 心の叫び』Now On Sale!!

Mountainman(マウンテンマン)最新作『Screams of the Heart / 心の叫び』
2026年5月6日(水曜日)発売!

Amazon https://amzn.asia/d/06tiAzQI
Tower Records https://tower.jp/item/7999340
Disk Union https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1009208328
オフィシャルトア https://www.kazuya.fun/cn3/mountainman.html#KOS-034

俳優 原田芳雄氏が幼少期に描いた「山(Mountain)」の絵と、自然の中で3人を捉えたダブルジャケット。Rockが持つ力強さ、人間らしい自由を追求したオリジナル曲8曲収録。魂を揺さぶる、ストレートなサウンド!!
オフィシャルHP:https://www.mountainman.top/

【ライブ情報】

・ROOTS感謝祭~七夕に願いを込めて~
2026年7月7日(火)
17:30開場/18:30開演
KT Zepp Yokohama
全席指定<S席>¥13,000(税込)
全席指定<A席>¥9,900(税込)
◎チケット情報↓
https://www.roots-live.jp

・Mountainman with ヒダノ修一
7月10日(金)鎌倉市・大船ハニービー
【第一部】 開場14:00 開演15:00
【第二部】 開場18:30 開演19:30
前売6,500円 当日7,000円 要ドリンク代
◎1st チケット購入↓
https://livepocket.jp/e/mfpi7
◎2nd チケット購入↓
https://livepocket.jp/e/m4tu8

・AARFesバンドコンテストROAD to BUDOKAN
Final 決勝大会
7月18日(土)川崎CLUB CITTA'
Special Guest :Mountainman
来場チケット販売開始
livepocket.jp/e/eh9te
配信チケット販売中
https://premier.twitcasting.tv/c:aarfes/shopcart/429602

・SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY
DREAM MATCH 2026 -RESPECT-
10月25日(日) 新宿LOFT
OPEN 16:00 - START 17:00
FIELD OF VIEW (浅岡雄也、小橋琢人)
Mountainman (高橋和也、原田喧太、平山ヒラポン牧伸)
(五十音表記)
一般発売. PIA・LAWSON・eplus
7月11日(土)10:00~


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