Sally(Guitar)使用楽器・機材紹介


Sallyの使用ギターはDean Guitars V Select Fluence Black Satin。Fishman Fluence Modern Humbuckerピックアップを搭載しており、艶消しブラックの精悍なフィニッシュと相まってヘヴィミュージックギアらしい雰囲気を醸し出している。

アンプはMarshall製のスタックで、ヘッドがMarshall JCM900 Model4100、キャビネットがMarshall 1960Aだ。

―Dean Guitars V Select Fluence Black Satinについて、サウンド面での特徴や魅力、気に入っている点を教えて下さい。
Sally:Fishmanピックアップのパワーが大きく、メタルサウンドに対して心地よい加減でゲインが足されるため、アンプに通した際の弾き心地が非常に良い。特にリードでその弾きやすさを体感できます。
個人的にはかなりこれがクセになっているため、メタル系の音作りをしたい方にはぜひ一度試奏していただきたい製品です。
また、ダウンチューニングで演奏する際にはヘヴィさが強調され、よりダークな音作りを行いやすいのも魅力です。演奏する際の機材環境にもよりますが、モダンなメタルサウンドを目指しやすい印象です。
アクティブピックアップを搭載しているため、全体的な音のゲインの高さに対してノイズが少ないのも気に入っている所以の一つです。
ネックが薄く、女性の小さな手でも比較的握りやすい仕様になっているため、速弾きにも適していると思います。
―音作りで気を使った点やサウンドメイキングのこだわりについて教えて下さい。
Sally:Fishmanピックアップによる音圧の上がり方が想像以上にパワフルだったため、それまでのセッティングよりもアンプ側のゲインをかなり下げて対応しました(基本的にアンプでのみ歪ませており、足元では歪ませていません)。
弾き心地が良いからとゲインを足しすぎてしまうと、ピックアップのパワーがある分音の輪郭がぼやけてしまう可能性があるほか、ハウリングにも繋がってしまうため調整が必要であることもわかりました。
ライブ時の音作りでは音が抜けるよう、自分の立ち位置で聴いてミドルが少し高いくらいに設定、ゲインもほんの少し落とし気味にし、外音環境を都度確認しながら微調整を行っています。
使用するヘッドにもよりますが、たとえばMarshall 2000や900であればプレゼンスはほとんど使用せず、トレブルをメインに使用しています。
音が硬すぎて窮屈な印象を受けた場合にはトレブルを若干下げてテストし、それでも解消しなかった場合には代わりにミドルを下げるなどして調整しています。
全体的に余裕があって開放感のある、でも芯のあるサウンドを目指していますが、ヘッドの種類、状態によってセッティングは都度変わります。
このギターはハムバッカーのピックアップを搭載していますが、切り替えによってコイルを一つだけ使用して音を出すことも可能になっています。ただ、今の演奏環境においてはヘヴィなサウンドを出すことがメインのため、ハムバッカーの設定のまま対応しています。

こちらがSallyのペダルボード。( 4 ) BOSS NS-2はアンプのエフェクトループ(センド/リターン)に接続されている。
( 1 ) BOSS TU-2 Chromatic Tuner(チューナー)
( 2 ) MXR M133 Micro Amp(プリアンプ)
( 3 ) MXR M169 Carbon Copy Analog Delay(ディレイ)
( 4 ) BOSS NS-2 Noise Suppressor(ノイズサプレッサー)
( 5 ) DNA Mr.Eight(パワーサプライ)
まゆこりん(Durms)使用楽器・機材紹介



まゆこりんの使用ドラムはPearl Masters Maple/Gumのキット。1タム1フロアタム、1バスドラムのシンプルな構成だ。

スネアはブラスシェルのSAKAE SDM1465BR。スネアの上に置かれていたスティックはPearl Classic Series 110HC。

キックペダルはSAKAE X-CALIBURのツインペダルXDP-200Dが使用されていた。

―機材との出会いや選んだ理由について教えて下さい。
まゆこりん:スネアとペダルについては、おすすめされたのもありますが、最初出会った時から自分のスタイルに合うと直感で決めました。
―サウンド面での特徴や魅力、愛着の理由を教えて下さい。
まゆこりん:スネアはバラードやロックサウンドなど様々な曲の中で自分のスタイルに合いつつもしっかりしたサウンドを出してくれるので特に愛用しています。

シンバル類はSabian AAシリーズを中心に、Zildjian製のクラッシュシンバル、Paiste製のチャイナシンバルを加えたラインナップ。
Cymbals & Hi-Hats (L to R)
Sabian AA Medium HiHat 14″
Sabian AA Medium Crash 16″
Sabian AA Medium Ride 20″
A Zildjian Medium Crash 18″
Paiste 2002 NOVO China 20″






モニターバランス調整用のミキサーとしてMackie MIX8もセットされていた。
PHOTO:凸ポン
LOC
2024.08.10 Release First Album「声」

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