2022年で15周年という大きな節目を迎えるブシロード。今日のライブは、ブシロードが発信する様々なメディアミックス・コンテンツのバンドやユニットが一挙に集結する超特大イベントだ。観客たちが身につけているグッズ類を見ても、様々なコンテンツのファンたちが集結していることがよくわかる。ひとつのライブというよりも音楽フェスのような盛り上がりを感じる。
今回の最大のハイライトは、なんといっても「観客の声出し解禁」だろう。ブシロードのコンテンツに限らず、様々なライブやイベントでコールレスポンスや歓声の自粛が3年近く続いてきた。今回、久しぶりの「声出し」を実現するため、観客同士のディスタンスが適切に確保されるように、ベルーナドームの大きな客席を活用し、座席の割り振りが丁寧に配慮されている。
開演前のオープニングアクトを務めるメンバーがステージに登場すると、その瞬間に観客席から割れんばかりの歓声が湧き上がる。昨日のBanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020→2022にも登場したバンドリ!プロジェクトの新バンド【MyGO!!!!!】による『迷星叫』。そして少女☆歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-より【シークフェルト音楽学院中等部】の『アフレぐ!〜Aufregendes leben〜』が披露された。
どちらもデビューから間もない新生ユニットということもあって、とてもフレッシュかつパワフルなパフォーマンスを見せてくれた。ライブ本編に向けて、さらに大きな歓声やコールを出せるように観客の身体を十分にウォーミングアップしてくれた。
やがて開演時間を迎えると、大型スクリーンに出演バンド、ユニットが次々映し出される。当たり前だが、ものすごい数だ。そして、ブシロードの木谷社長のコメントが映し出され、いよいよ開演だ。
ここ数年感じたことのない、かつてないほどの気迫を客席から感じる。久しぶりのコールレスポンス、声の出し方や感覚を忘れてしまっている観客もいるのではないか…そんな杞憂はライブが始まると一瞬でかき消された。
ライブ本編の重要なスタートを務めるのはバンドリ!より【RAISE A SUILEN】だ。圧倒的な実力と、これまで幾度も積み重ねてきたライブで、観客を煽り盛り上げるテクニックはピカイチだ。
「さぁドーム、全力で声出していこうか!」
まさに数年ぶりの声出し解禁のスタートを切るにふさわしい布陣といえよう。『EXPOSE ‘Burn out!!!’』のイントロから、ただならぬ熱気がドームに渦巻く。『Sacred world』、『DRIVE US CRAZY』と、数年ぶりとは思えないほど完璧なコールレスポンスが繰り広げられ、歓声でドームの空気がビリビリと震えていた。演奏にも、自然と熱量が入っているのがわかる。疾走感のある3曲、ほどよく温まったエンジンを一気にアクセル全開にするようなステージだ。
間髪入れずに登場したスペシャルユニット【ミルキィホームズ×Happy Around!×キッダーニ男爵】によって『熱風海陸ブシロード~熱き咆哮~(Hyper Euro Version)』が披露される。なんと、キッダーニ男爵が大きなゴンドラに乗ってアリーナに登場。マントやサングラス、シルクハットで決めた姿でマイクパフォーマンスを披露し、観客を大いに沸かせていた。この曲だけはスマホでの動画撮影が可能であり、観客はスマホを片手に思い思いに楽しんでいた。
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Photo:ハタサトシ、福岡諒祠(GEKKO)、JOKEI、池上夢貢(GEKKO)、中村ユタカ
続いてはD4DJを牽引するHappy Around!が登場!