小宮山純平(Drums) 使用楽器・機材紹介
TAMA Superstar Classic Maple Kit
TAMA Superstar Classicメイプルシェルのドラムセット。1タム1フロアのセッティングで、バスドラムが20″、フロアタムが14″、タムが12″。
■いつ頃から愛用しているのでしょうか?愛着の理由や気に入っている部分、この楽器との出会いなどを教えて下さい。
2022年5月に購入しました。20″、14″、12″、10″の4点セットなんですが、10″タムは無しで3点で使うことが多いです。
今年の5月にドラムセット購入を検討していたところ、友人のドラマー兼ドラムテックの田中佑司氏 (bonobosではキーボーディスト!) に色々とアドバイスを受け、結果的に彼の紹介で出会ったキットです。このサイズ構成のキットを探していたのと、海外カタログ仕様のカラーリングの美しさに惹かれ、購入を決めました。(小宮山)
■この楽器のサウンド面での特徴や魅力を教えて下さい。
サイズの割に低音もしっかり鳴るし、小口径なりのまとまりの良さもあり最近はこのキットを持ち出すことが多いです。(小宮山)
スネアはLudwig LS560T 14×5″ Satinwood Series。
■いつ頃から愛用しているのでしょうか?愛着の理由や気に入っている部分、この楽器との出会いなどを教えて下さい。
その昔、10代の頃初めて購入したスネアがこのモデルのスネアでした。音はもちろん見た目のかっこよさに一目惚れし購入、15年ほど愛用していたのですが、、ある日置き引き盗難にあってしまいました。
戻ってくることもなく同じモデルを探したのですが、その当時、すでに生産も終了し市場にもあまり出回っておりませんでした。
今から数年前、やっと状態のいい同モデルのスネアに出会い購入にいたりました。
いま手元にあるのがその2代目のLUDWIG LS560Tです。先代を思うと涙なくしては語れませんが、そのぶん2代目に愛情を注ぐ毎日です。(小宮山)
■この楽器のサウンド面での特徴や魅力を教えて下さい。また、独自の調整や改造をしていることがあれば教えて下さい。
オープンによく鳴り、特にオープンリムショットは格別ですね。とにかく軽くて持ち運びにも重宝するので、色んな現場でオールマイティに頼りになるスネアです。
サウンドとしてビンテージライクな個性もあるので、あまり渋く鳴りすぎない様に最近は少し多めのスナッピー(PURESOUNDの24本)を張っています。(小宮山)
ヘッドはスネアはREMO Ambassador Smooth White Coated、タム&フロアタムはEvans EC2S、バスドラムはEvans EMADが張られていた。
シンバル類は左手側から順に以下のラインナップ。統一することなく様々なメーカー/ブランドのシンバルが使用されている。
Meinl Byzance Foundry Reserve Hihats 15″
Zildjian fx Oriental Crash of Doom 20″
Paiste 2002 Splash 8″
istanbul Mehmet Origin Ride 22″
Meinl Byzance Foundry Reserve Crash 18″
■それぞれ、いつ頃から愛用しているのでしょうか?愛着の理由や気に入っている部分、この楽器との出会いなどを教えて下さい。
Meinlの2枚は一昨年購入しました。Foundry Reserveシリーズは大好きで、他に14″Hihats、20″Crash、20″Ride、22″Light Rideを所有しています。
ZildjianのCrash of DoomはJohn Legendのスタジオライブでquestloveが使ってて、めちゃくちゃいい音してたんで手に入れました。
スプラッシュは、20年くらい前に大阪の楽器屋で購入しました。「スプラッシュはパイステがいいよ」と店員さんに勧められそのままレジにいったのを思い出しました。
ライドは、広島県福山市にCableというライブハウスがあるのですが、ハコのドラムにセッティングされていた22インチのistanbulのRideがめちゃくちゃ良くて。柔らかいのにバンドサウンドに埋もれないピング音があり、ジャズっぽくスペーシーな演奏と、ポップスやロックなサウンドの中でも抜けのいいピング音でしっかりビートが出せるという、いいとこ取りな代物でした。
なんでも話を聞くに店主がなかなかマニアな方で、istanbulのようなハンドメイドなシンバルは個体差が大きいので、全国の楽器屋にかたっぱしから電話をかけて電話口でライドを色んなタッチで叩いてもらい、その1枚を見つけたとかで。
僕も同じようなライドが欲しい!と思いましたが流石に同じように全国の楽器屋に問い合わせて電話口で、、、とはなかなかいかず。東京に戻ってから1軒1軒楽器屋を周り、見つけたのがこのistanbul Mehmet Origin Ride 22″です。(小宮山)
■それぞれのサウンド面での特徴や魅力を教えて下さい。
Meinlのこのシリーズは、音色は柔らかく、適度に滲んで耳触りがとてもいいです。見た目もオールドっぽくて好きですね。15″のハイハットは歌モノによく合います。少し沈み込む感じというか、歌の邪魔をしないので今回のライブでチョイスしました。
Zildjianのクラッシュは若干トラッシュなサウンドなんですが汚れすぎず綺麗さもあるんで、HiphopとかSoulっぽいものはもちろんですが、意外にもポップスや歌モノ、アコギとの相性もめっちゃいいと思ってます。
istanbulのライドはクラッシュした時にジュワーっと滲む感じと、チップで叩いた時の透き通る様なピング音が気に入っています。(小宮山)
左手側にはモニター調整用のミキサーとしてMackie MIX8が置かれている。
撮影:秦瑛二
近藤真由
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