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ライブの始まりを告げたのは、突如スクリーンに映った「重大発表」の文字だった。Faulieu.が2026年春に「キングレコード」よりメジャーデビュー する事実が告げられたのだ。
事前に新たな発表があると告知されていた本ステージ、早くも歴史の目撃者になってしまった観客たちのテンションは爆上がり。特別な高揚感が会場を包むなか、とびきりの笑顔を振りまきながら4人が舞台へと舞い降りた。
2025年12月21日、4人組ガールズバンドFaulieu.が「Faulieu.」Presents “Merci 2025”を開催した。Merciとは、フランス語で“ありがとう”を意味する。

「メジャーデビュー決定しました!2025年最後のワンマンライブ楽しんでいきましょう!」とCanaco(Vocal, Guitar)が叫ぶと、約束された最高のライブは『Voyage』からスタート。「拝啓、あの日の僕へ 間違ってなんかなかったよ」という歌詞が、夢の一歩を踏み出した彼女たちの姿とリンクしていく。

観客たちの胸の高鳴りは収まらない。続けて披露された『君のまま』では、フロア中が「ヘイ!ヘイ!」とシャウトしながら手を掲げ、メジャーデビューの喜びをメンバーと分かち合った。

曲の終わりと同時に、Mimori(Drums, Chorus)が小粋なビートを打ち鳴らし場の雰囲気を牽引。そしてCanacoが「お手を拝借!」と要求すると、会場全体がクラップ・ユア・ハンズの渦に。そのまま没入していくように始まった『Days』では、パステルカラーのライトに照らされた4人が輝きを増し続けていた。
MCではCanacoが「メジャーデビュー!初っ端に告知するとは思ってなかったでしょ?」とニヒルに笑ったのを皮切りに、フロアから「おめでとう」の嵐が。その様子を見てAyano(Bass, Chorus)も「嬉しいです!」と胸にギュッと手をあてる。


そして「2025年を支えてくれたあなたに、ありがとうを伝える日にしたい」と語った4人は、剥き出しの感情を爽やかに届ける一曲『薔薇』をドロップ。そのままクリアな高域アルペジオで『またね』を紡ぐと、青春アンセム『妄想少年』で渋谷 FOWSにいる全員の心を満たした。

お祭り騒ぎの空気を紫色に染めたのは、重厚で鋭利なメロディが特徴的な『愛煩い』だ。
間髪入れずに始まったバンドセッションでは、洗練された音の波でFaulieu.がもつパフォーマンスの幅広さを証明していく。

勢いのまま『エンドロールの前に』で4人がサウンドの大粒をぶつけ合うと、続けて鳴り響いた『ヨマイゴト』では、観客たちがタオルを振り回しながら乱れに乱れていった。Ayanoも負けじと桃色の髪を激しくなびかせる。Mimoriがピンスポットに照らされながらスティックを高速で操り『下の名前で呼ばないで』を最高潮に仕上げていく姿に会場が唸った。


MCに入るとCanacoが「どんなに遠回りでも、かならずいつかゴールにたどり着く。どうかあなたの未来にも、一筋の光が差しますように」と願いを口にする。そして観客の手を取るように「lalala」の合唱へ誘い、柔らかなライトを背負いながら『Hikari』を堂々と披露した。

続けて4人は、『マボロシ』をスローモーションのようなゆらぎで紡いでいく。「あの日叶わなかった恋の物語」とテロップを挟むように始まった『ナツソラ』では、Canacoが足元を確かめるような力強い歌声を解き放ち、ステージに華を添えた。

ここでメンバーそれぞれからコメントが。Kaho(Guitar, Chorus)は「諦めないで応援し続けてくれて、ありがとうございます。メジャーにいっても、変わらないことも大事にしていくので、信用し続けてくれたら嬉しいです!」と笑顔を見せた。Mimoriは「4⼈と幾千の“あなた”の間を繋ぐ存在になれる願いを込めたFaulieu.って、あらためて素敵なバンド名だと思いました!」と言いながらフロアへ優しい眼差しを向けた。
会場は幸福感に包まれて心地いい。グループの新たな幕開けを祝うがごとく『YOLO!!!!』が始まると、ファンが大きく手をあげながらリズムに乗る。そして「ありがとう」の言葉がリフレインする楽曲『紡ぐ』を歌い上げた4人は、拍手の鳴り止まないステージを去った。

当然のようにアンコールが鳴り響く。しかし、ほどなくしてスクリーンに「Major 1st ALBUM発売」「Major 1st TOUR “MiX”-PHASE01-開催」 の知らせが。怒涛のサプライズに観客のテンションが上がりきったタイミングでFaulieu.の面々が舞台へ舞い戻った。

アンコール一発目に彼女たちが選んだ楽曲は、ドラマ『略奪奪婚』 OPテーマであり、インディーズラストシングルの『LOOP』。闇を切り裂くような音圧と、たしかにある中毒性で会場を魅了した。


そしてCanacoが「最高の2025年の締めくくりになりました!またライブハウスでお会いしましょう」と叫ぶと、ラストソング『SPICA』が流れ出す。KahoとAyanoが立ち位置をスイッチさせながら、この時間を噛みしめるように観客たちを見つめる姿が印象的だった。
そして笑顔に溢れた特別な1日は、余韻を残しつつも終わりを告げた。たくさんの“Merci”を抱えながら、4人はメジャーへと続く桜の道を歩き出す。
取材・文:川上良樹
Photo:nishinaga “saicho” isao
《SETLIST》
- 1.Voyage
- 2.君のまま
- 3.Days
- 4.薔薇
- 5.またね
- 6.妄想少年
- 7.愛煩い
- 8.エンドロールの前に
- 9.ヨマイゴト
- 10.下の名前で呼ばないで
- 11.Hikari
- 12.マボロシ
- 13.ナツソラ
- 14.YOLO!!!!
- 15.紡ぐ
- -ENCORE-
- EN1.LOOP
- EN2.SPICA
Canaco(Vocal, Guitar)使用楽器・機材紹介
Faulieu.
Faulieu. Major 1st ALBUM発売決定!
2026年春、Faulieu. Major 1st ALBUM発売決定!
詳細は後日お知らせ致します。
Faulieu. Major 1st TOUR "MiX" -PHASE01-開催決定!
-PHASE01-
4/29(水・祝) Veats Shibuya (東京)
お問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション
5/10(日) KLUB COUNTER ACTION (北海道)
お問い合わせ:WESS
5/22(金) MACANA (宮城)
お問い合わせ:キョードー東北
5/30(土) Yise (広島)
お問い合わせ:キャンディープロモーション
6/6(土) LIVE HOUSE Queblick (福岡)
お問い合わせ:BEA
6/19(金) ell.SIZE (愛知)
お問い合わせ:サンデーフォークプロモーション
6/27(土) OSAKA MUSE (大阪)
お問い合わせ:YUMEBANCHI
【チケット】
前売り:4,500 円(税込)
※営利⽬的の転売・無断有償譲渡禁⽌・お⼀⼈様4枚まで / 未就学児童⼊場不可・未成年の⽅は保護者の同意を得てご来場ください。
⼊場整理番号付・ご⼊場時に別途ドリンク代をいただきます。
ぴあ特別先行
URL:https://w.pia.jp/t/faulieu-tour26/
受付:1/14(水) 18:00〜1/20(火) 23:59
当落発表:1/23(金)
入金期限:1/26(月) 23:59
企画 / 制作
アミューズ / インターグルーヴプロダクションズ
後援
キングレコード
【Faulieu.機材紹介】2025.4.11@Shibuya eggman Faulieu. presents“Voyage!!!!”Tour 2025 ライブレポート
【Faulieu. 機材紹介】2024.8.24@渋谷Spotify O-WEST 『Faulieu. 1st Album “AS IS.” TOUR FINAL』ライブレポート
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【Roots of STAGE #013】Canaco(Faulieu.)インタビュー
【fleufleu機材紹介】2023.1.31@渋谷eggman fleufleu Presents We Live As One -Grande Finale- ライブレポート
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