髙島ユータ(Keyboard) 使用楽器・機材紹介

YAMAHA MODX7 & DEXIBELL VIVO S7 pro & Native Instruments MASCHINE MIKRO MK2

髙島のキーボードは上段がYAMAHA MODX7、下段がDEXIBELL VIVO S7 proの2台。さらに、MODXの右上部分にはサンプラー/ドラムマシンパッドのNative Instruments MASCHINE MIKRO MK2がセットされている。

―それぞれの機材について、サウンド面での特徴や魅力、愛着の理由について教えて下さい。また、曲ごとでどのように使い分け・使用をしているか、音作りで気を使った点などもあれば教えて下さい。

髙島ユータ(以下、髙島):まず、DEXIBELL VIVO S7 proは主にピアノ音色で使用しました。
RiOさんの楽曲はバイオリン曲がメインということで、バイオリンの音の帯域を支えられるよう全体的にパリッとしすぎない音作りを意識しています。
そのうえで、歌ものの際には抜ける音に、バラードの際にはミッドが柔らかく聞こえる音になるように、と曲によって音を作りました。
打鍵音や共鳴音も少し多めにのせることで、バイオリンという生楽器の響きをより活かせられるよう調整しています。

髙島:YAMAHA MODX7はストリングス、ブラス、パッド、リード、ベル、エフェクト加工したピアノ音色などで使用しました。
ストリングスは主に4種類。大きくオーケストレーションが豊かなもの、アタックの強い生感の強いもの、バンドサウンドで抜けるシンセ感の強いもの、RiOさんのバイオリンとユニゾンやハーモニーをとる用にソロ感の強いもの、です。ブラスも同様に4種類で、その他の音色に関してはオリジナル音源を参考に作りました。

髙島:Native Instruments MASCHINE MIKRO MK2はPCに接続し、サンプラーとして使用しています。
RiOさんのライブは同期を回さず人力再現ライブなので、原曲を再現する際に欠かせないであろう音をCUBASEで作っていれています。
また、生楽器だと手が足りない楽器の音色(ウィンドチャイムやハープのかけあがりなど)、MC部分で使うSEもMASCHINEから出しています。

RiO

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