RiO(Violin) 使用楽器・機材紹介
David Gage The Realist RV5PeA SGZ -See Through Black-


RiOのバイオリンはDavid Gage String InstrumentsのThe Realist Electric Violin RV5PeA SGZ。世界的に評価の高いリアリストピックアップを搭載し、バイオリン本来のナチュラルで艶やかなサウンドが魅力。エフェクト類との相性が良い事にも定評があるモデルだ。
ボディ裏に肩当てを使用してワイヤレス送信機を取り付けている。なお、このライブで使用されていたワイヤレス・システムはLINE6 XD-V75だ。








―この楽器との出会いや選んだ理由や入手の経緯について教えて下さい。
RiO:バイオリンはクロサワバイオリンさんにてエレキバイオリンを探しに行って出会いました。それまでエレキバイオリンは数回しか弾いたことがなかったので、店内にある色々なエレキバイオリンの説明をしていただきましたが、木なのにブラックカラーという特殊加工に惹かれてこの楽器を選びました。
現在は3台ほどエレキバイオリンを弾き分けておりますが、こちらはエレキバイオリンだけど温かみのある音色で、アコースティックバイオリンの良さも兼ね備えているところがお気に入りです。また5弦なので、低い音域も充実していているとこもポイントです。
使用している弦はPIRASTRO SYNOXA、松脂はGUSTAVE BERNARDELです。
R.Hageman Violin Bow


―弓についてはいかがでしょうか。
RiO:弓はまだゲットしたばかりの弓で、こちらもクロサワバイオリンさんにて購入しました。
ライブで踊ったりするので、弓を使う振り付けのシーンでよく色々なところに当ててしまって先が欠けてしまうことが多く、ライブ用に新しく欲しいなと思っていた時にクロサワバイオリン池袋店さんにて1日店長のイベントをさせていただき、そのタイミングで予算の中でのお薦めを試演させてもらって決めました。
3本ほど試演したのですが、これだ!ってなった1本です。試演した弓の中で音の鳴りも1番よく、弾く時の弦と弓の毛のフィット感もあり、元弓で弾く時のコントロールもしやすいと思ったので、即決でした。



ケースはフランス製の軽量ながら衝撃吸収性能が高くその強度に定評のあるbamケース、The Original Hightech Contoured Black Carbonを使用。前述のGUSTAVE BERNARDEL(松脂)もケースの中に収められていた。
―今回のライブでの演奏で心がけた事や感じた事、感想を教えて下さい。
RiO:今回のライブで心掛けたことは、ライブのタイトルになっている「らんするー!」と「間」です。 今回の「らんするー!」というライブタイトルは2024年後半もまだまだファンの方と一緒に走り抜けていきたいと思いと、始まってから勢いよく走る抜けるようなライブにしたいという思いでこのタイトルにしました。
これまで、ライブの途中で改めて盛り上げていきたいときに演奏していた「Across The Field」を、今回のライブでは最初に演奏してスタートから勢いをつけました。そこからは聞いている皆様が休む暇がないような、らんするー!していく(走り抜けていく)セットリストを考えました。そして、MCや曲の中でも適度な「間」を作れたらなと思って構成しました。
演奏面の磨きはもちろんですが、私のライブに来てくれる方がよく言ってくださることに多いのが、トークが楽しみということ(笑)
「間」ひとつで楽しさや面白さ、感動などの感じ方って大きく変わってくると思っているので、大切にしています。
また、サポートしてくれているバンドメンバーのみんなが本当に愉快な方が多いので、私のワンマンでも、それぞれがのびのびと自分らしさを出していけるような空間を作れたらなと思っていました。
実際にライブを終えて録画していた映像をチェックしましたが、たくさんのシーンで会場全体の笑い声があり、演奏以外のシーンまで楽しんでもらえていたのかなと感じました。
何より、私自身がこの夏1番の思い出!と言いきれるくらい楽しみました。
RiO
2025.2.11 定期公演「RiO&」Vol.34開催!

RiO定期公演「RiO &」vol.34
2025年2月11日(火・祝)
溝ノ口劇場
Open 17:00/ Start 17:30
ゲスト:中村歩、生田目勇司
https://t.livepocket.jp/e/rioand34
RiO「Steppin' Up My Story」配信中!
