Ayasa(Violin / Producer / Leader)使用楽器・機材紹介
Gliga Ayasa Model w/Fishamn V-300 & CodaBow Diamond SX
Ayasaが使用するのはルーマニアのハンドメイドメーカー「Gliga」製の5弦バイオリン。 演奏性から外観にいたるまで、ライブシーンで活躍する彼女ならではの意見を余すところなく具現化している。
Ayasaは、Gliga Ayasa Modelを1号機と2号機の2挺所有しており、今回使用されたのは1号機。1号機と2号機の見分け方はニスの違いで、1号機は半艶使用のアンティーク仕上げ、2号機は艶出しのニスで仕上がっている。
弓はカーボン製のCodaBow Diamond SX。クリアで明るい音色はバンドサウンド内でもニュアンスを余すことなく表現してくれる。
速いパッセージ、力強いフレーズにもしっかりと呼応するレスポンスの良さが魅力的だ。
こちらがAyasaのエフェクト・ペダルボード。 Fishman製のピックアップを搭載したエレクトリック・アコースティック・バイオリンを活かすためアコースティック楽器用のプリアンプ ( 6 ) Fishman Platinum Pro EQや ( 4 ) のリバーブに加え、ハーモナイザーやオクターバー、歪み系のペダルもセットされている。
( 1 ) BOSS PS-6(ハーモニー/ピッチシフト)
( 2 ) BOSS OC-5(オクターバー)
( 3 ) Strymon Riverside(オーバードライブ)
( 4 ) tc electronic Hall of Fame 2 x4(リバーブ)
( 5 ) ZOOM MS-70CDR(空間系マルチエフェクター)
( 6 ) Fishman Platinum Pro EQ(プリアンプ)
( 7 ) Custom Audio Japan DC-DC Station II(パワーサプライ)
―今回使用したエフェクトペダルについて、サウンドメイキングとしてこだわりの部分、気を使った部分などあれば教えて下さい。
・BOSS OC-5(オクターバー)
「バイオリン一本の音色だと、曲中でどうしても音が細くなってしまい、バンドやシーケンスと混ざりにくい場面があるので使用しています」(Ayasa)
・Strymon Riverside(オーバードライブ)
「バイオリンらしい音色のニュアンスは残しつつ歪ませたいという観点からこのエフェクターを選びました。細かいニュアンスが壊れないギリギリの歪みを追求していきたいと思っています」(Ayasa)
・tc electronic Hall of Fame 2 x4(リバーブ)
「tcさんの「Hall of Fame」シリーズは、個人的にリバーブのノリがバイオリンとすごく相性が良いと感じており昔からずっと愛用しております」(Ayasa)
・Fishman Platinum Pro EQ(プリアンプ)
「私の使用しているバイオリンのピックアップもFishmanということもあり、すごく相性が良い…ということに最近改めて気づきました(笑)
他のプリアンプも好きで使用しておりますが、このプリアンプはEQをかなり繊細に調整できるのですごく重宝しています。
普段のソロ活動のように、バイオリンがメインメロを弾く場合は、私個人としてはあまり高音域をキツくしたくないので、その部分は少し削りつつmidを上げたりしているのですが、EOEのようにボーカルがいる+バンドサウンド内でフレーズを弾く際は、少し高音域も持ち上げつつmidのバランスを取って音の太さを作っています」(Ayasa)
機材撮影:小野寺将也
East Of Eden
2ndミニアルバム『Forbidden Fruit -2nd piece-』7/24(水)リリース決定!
【2ndミニアルバムリリース情報】
[タイトル] Forbidden Fruit -2nd piece-
[発売日] 2024年7月24日(水)、CD&配信同時リリース
[収録曲] ※全5曲入り、曲順未定3タイプ共通
Judgement Syndrome / Chasing The Moon / 鈍色のラビリンス / Eden / 新曲(タイトル未定)
【初回限定盤A】CD+Blu-Ray
価格:¥5,500(tax included) 品番:VIZL-2327
【初回限定盤B】CD+DVD
価格:¥4,400(tax included) 品番:VIZL-2328
【通常盤】CD
価格:¥2,750(tax included) 品番:VICL-65978
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