動画出演アーティストインタビュー
Kazui
■JINOさんとの出会いについて教えて下さい。
Kazui(以下、K):出会いは高校を卒業してジャムセッションに行きまくっていた時期に歌舞伎町ゴールデンエッグというお店にたまたまJINOさんが遊びに来ていて、それが初対面ですね。 勿論ベースマガジンなどで存在は知っていましたが、やはりそのサウンドを生で体感した時に何か感じるものがあって、そこから弟子として数年お世話にならせて頂きました(ちょうどその時『Red Clay』を演奏していたと思うのですが、出音の1音目でグッと持っていかれました)。
■いままで一緒に行動してビックリしたエピソードあれば教えて下さい。
K:弟子として側で一緒に行動してきたからこそ見えてくるものも勿論沢山あって、まず1つは観察力ですかね。 それは音楽だけに限らず、食事している時や街を歩いている時ですとか、常に関心のアンテナが張り巡らされているようで、それが人への気遣いであったり、JINOさんの温かい部分、そして常に周りの皆を楽しませようとする明るいエネルギーに繋がっているかなと、そう思いますね。
■使用しているベースはFenderのヴィンテージ78年製のようですがこのベースとの出会いを教えて下さい。
K:このベースは元々はJINOさんが新大久保の中古楽器屋に良いのがあるよ、っていうので教えてもらい一緒に試奏しに行ったのがキッカケです。 当時は自分でこれからメインで使っていく1本として70s系のパキッと鳴るようなジャズベを探していたので、78年製のオリジナルとの出会いはこれ以上のない機会だな、ということでその場で購入しました。
■このベースの特徴や魅力を少し詳しく教えてもらえますか?
K:やはり自分のイメージする音色の1つにMarcus MillerやWill LeeのようなNYサウンドがあるので、音作りに大きく困ることもなく、このベースを手に入れてからは殆どのLIVEでこれを使っていますね。 とはいえ、オールドなのでこれから現場用にもう1本70sのバックアップは欲しいなと考えているところです。 ヴィンテージというのもあって特に改造は施しておらずオリジナルパーツですが、ノブの部分だけは回しやすいように小さいものに替えてあります。
■今では定期的に師匠JINOさんとのDUOライブをやってるみたいですね。
K:つい先日、ご存知”JINO JAM”の池袋ジャズフェスティバルでの公演にベースとして参加させて頂きました。
今までステージの外から見てきたJINO JAMをステージの内からベースを演奏しながら見るというのは1つの嬉しい瞬間でしたね! JINOさんとは今となってはbass duo liveを定期的に開催しています。
皆様宜しければ遊びにいらしてください。
About:Kazui
ジャムセッションに偶然遊びに来ていた日野”JINO”賢二氏の音に感動し、その場で弟子入りを志願。 その後は一度は音楽の道を断念し料理人の道を目指すも、再び音楽活動を再開しJINO氏のローディを通して数年間学び直す傍ら、多くのミュージシャンとセッションワークを重ね自身のリーダーバンド”Kazui BAND”としても活動を開始。
Kazui
日野”JINO”賢二
大熱狂のうちに幕を閉じた<JINO JAM>スペシャルライブ、追加公演が決定!
MIN-ON Music Jam Session
日野“JINO”賢二 20th Anniversary LIVE
ゲスト:大黒摩季/佐藤竹善/Micro (Def Tech)
2023年11月7日(火)18:30開演
日本特殊陶業市民会館フォレストホール(愛知県名古屋市)
<主な出演者>
日野“JINO”賢二[Ba]、アンディ・ウルフ[Sax]、Penny-K[Key]、NOBU-K[Key]、マサ小浜[Gt]、ロレンゾ・ブレイスフォー[Dr]、大黒摩季、佐藤竹善、Micro(Def Tech)
主催:MIN-ON
協力:フェンダーミュージック株式会社、株式会社黒澤楽器店、StageGearMagazine
制作協力:(株)アプローズ
公演に関するお問い合わせは
MIN-ON中部センター TEL:052-951-5391(平日10:00~16:00)