『快晴の月』
F40号という1メートルある大きなキャンバスに描かれた作品。『快晴の月』Sunny Moon
SATOKO:今回の個展は先日亡くなった父を想って開いたと言っても過言ではなくて、この作品は今回の個展のシグネチャーみたいな作品になりました。
父は晴れ男で、亡くなった日も父に関する催事の時は必ずものすごく快晴になるので、月を大地に見立てて、快晴の空と月の大地で陰と陽を表現してみました。
陽が少しだけ多いのは、人生満遍ないよりも、少しどちらかに偏っている方が楽しいんじゃないか、という今のわたしの気持ちです。
『自己評価を考える豹』
16″のASPR製ドラムヘッドに描かれた作品。『自己評価を考える豹』 Be yourself, Leopard
SATOKO:これは今回のグッズで、大阪のおばちゃんTシャツを作ったのですが、大阪のおばちゃんは豹柄を着るというところから、逆に可愛い豹はおばちゃんたちをどう思っているのか、を描いてみました(笑)
『死と再生のくじら』
こちらもF40号。『死と再生のくじら』Death And Resurrection And Whale
『ご来光くじら』
こちらは上記作品よりは小さいF4号キャンバス。『ご来光くじら』First Sunrise Whale
SATOKO:わたしは絵を描く時、くじらとドラゴンを描く事が多いのですが、父の死で感じた事、人が切実に何かを願う時に目にしたいものを、くじらの中に込めました。
撮影:小野寺将也