織田祐亮(Trumpet)使用楽器・機材紹介
CANNONBALL 725
ノーラッカー仕上げのキャノンボール製トランペット。ダークで肉厚なサウンドで、大音量のバンドの中でも存在感ある圧巻のソロを届ける。
―このトランペットのサウンド面での特徴、個体の魅力や吹き心地、演奏性について教えてください。
織田祐亮(以下、織田):TRI4THでは Cannonball 725 ノーラッカーをメインに使用しています。自分が好む柔らかで深みのあるトランペットの音色を出せる一方、大音量で鳴ったバンドの中でも突き抜ける芯のあるサウンドを出す事が出来ます。幅広い表現に対応してくれる楽器です。息を流した際の抵抗感は他の楽器に比べて強めだと思いますが、それを吹き抜くイメージ、抵抗感を利用した奏法が自分には合っています。
―いままで使用してきたいくつかの別ブランドや別モデルとの違いなどあれば教えて下さい。
織田:プレイする内容によっては、YAMAHA YTR-8310Z を使用する事もあります。こちらはトランペットらしい明快なサウンドで、質量も軽く吹奏感もライトです。 対してCannonballの方はYamahaに比べて作りが重厚で個性も強いですが、自分だけのサウンド作りが出来ると感じています。
―使用しているマイクについても教えてください。
織田:ピックアップマイクは DPA 4099-DC-2-199-T と NEUMANN MCM 114 SET BRASS/SAX/UNI を使用しています。生音に限りなく近い音色やニュアンスを、大きな会場でも届けられる素晴らしいマイクだと思います。
マウスピースはToshi’s Trumpet Atelier製のヒロ野口さん使用品のコピーモデル。
トランペットのマウスピース製作において世界的に有名な職人、「トシ・トランペット・アトリエ」の亀山氏製作のマウスピース。トランペッター ヒロ・ノグチ氏 使用品のコピーモデルとの事。激しいバンドライブでもバテずに演奏しきるパートナーだ。
―マウスピースのモデル名、選んだ理由など教えて下さい。
織田:ライブでは、ミュージカルなどで活躍されているトランペッター、ヒロ野口さんのオリジナルマウスピースをコピーさせていただいたものを使用しています。浜松の工房「トシ トランペット アトリエ」で作られたものです。ライブのスタミナ面と、自分が出したいサウンドとのバランスで悩んでいた時期に出会えたマウスピースです。
また最近のレコーディングでは、イタリアのマウスピースメーカー「frate precision」の6Dを使用しています。ハイの成分が削れたマッドな質感の音色が気にいっています。
機材撮影:小野寺将也
TRI4TH
TRI4TH A/W 2023 GIVE OFF!Tour チケット一般発売中!
9/30(土)横浜 F.A.D w/SCOOBIE DO
10/6(金)仙台 BIRDLAND
10/7(土)盛岡 MUSIC+BAR
10/8(日)宇都宮 Snokey Records
10/13(金)豊橋 club KNOT
10/28(土)滋賀 Blue
10/29(日)岐阜 YANAGASE ANTS
11/11(土)伊那 GRAMHHOUSE
11/12(日)山梨 桜座
11/17(金)広島 Live Juke
11/18(土) 福岡 LIVEHOUSE秘密※2マン
11/19(日)熊本 NAVARO
12/17(日)名古屋 JAMMIN'
12/18(月)大阪 Music Club JANUS※2マン(大阪公演のみ後日発売)
12/23(土)東京 月見ル君想フ
チケット販売プレイガイド受付先等詳細はTRI4THオフィシャルサイトをご確認ください。
https://tri4th.fanpla.jp/live_information/schedule/list/?year=2023&month=10