伊藤隆郎(Drums)使用楽器・機材紹介

伊藤のドラムセットはレッドスパークルフィニッシュも鮮烈なGretsch USA Customのキット。1バス、1タム、1フロアでタムはタムスタンドで独立して立てられている。

―Gretsch USA Customのキットをオーダーした経緯を教えて下さい。

伊藤隆郎(以下、伊藤):グレッチは10年ほど前からエンドースメントさせてもらってて、自分のキット購入前にいくつかのキットを借りてレコーディングやライブで使わせてもらってたんですが、 一番自分の中でグッときたのがUSA CUSTOMでした。 中低音の豊かな響きが、これぞグレッチサウンドって音。そしてそれを自分が演奏することで、これぞ伊藤隆郎の音。TRI4THのドラムの音。と感じてもらえたら嬉しいです。

―レッドスパークルフィニッシュにした理由は?

伊藤:完全に中村達也さんの影響です。 達也さんはいろんなグレッチドラム使われますが、僕の中での達也さんのイメージは赤ラメ。 僕はメインキットはこれ一つなので、ライブ、野外フェス、レコーディング、全てのシチュエーションで、これからもずっとこの赤ラメを叩き続けていきます。 (余裕がありゃいろんなキット欲しいですよ!笑)

―タムのサイドに白い文字で書かれている言葉はどういった意味があるのでしょうか?

伊藤:詩人 山崎円城さん(F.I.B JOURNAL)の詩をグレッチのタムに直接タギングして頂きました。 “People getting together and making music, That’s all it is. But in music, there is always a future” “人が集まって音楽をする。 ただそれだけだけど、音楽にはいつも未来が見える。”

スネアもドラムセットと同じくGretsch製でKeith CarlockのシグネチャーモデルGAS5514-KC(5.5″x14″)。スネアの上に置いてあるスティックはVater Los Angeles 5A VH5AW(ヒッコリー製)だ。

―スネアについても入手の経緯や気に入ってる点、サウンドの特徴などについいても教えて下さい。

伊藤:現在もグレッチドラムのエンドースメントさせてもらってるんですが、いいスネアが入ったってことで提案してもらったのがキースカーロックのスネア。 キースのスネアは、エイジングされたブラスなんですが、もともとブラスの一音の重さもしっかりありつつ抜けてくるサウンドが大好きだったのでとても気に入ってます。 小さな音でもしっかりと存在感のある音が鳴らせるところが特に好きです。

―Vater Los Angeles 5A VH5AWステックを選んだ理由など教えて下さい。

伊藤:ドラムの師匠 小山太郎さんがこのモデルを元にしたスティックを僕が習ってた当初使っていて、完全にその影響です。 チップの形、スティックの重心のポイント、太さ ともにこれじゃないとしっくりこないなぁという具合に自分に馴染んでます。

キックペダルはdw 5000を使用。ハイハットスタンドにはTAMA製のものが使用されていた。

シンバル類はいずれもIstanbul Agop製で揃えており、左手側外側から順に下記のラインナップだ。アナログ8bitサンプラーのハンドクラップ音をアコースティックギターで再現する「Clap Stack」シンバルも取り入れられている。

Cymbals & Hihats (L to R)
Istanbul Agop Clap Stack (11″+13″+15″)
Istanbul Agop XiST Brilliant Hi-hat 14″
Istanbul Agop XiST Power Crash 17″
Istanbul Agop Turk Ride 20″
Istanbul Agop XiST Power Crash 18″

―シンバル類についても何か特筆すべき事柄や目指している方向性、Istanbulとの出会いなども教えて下さい。

伊藤:Istanbul agop cymbalsともエンドースメントさせて頂いてます。 Istanbul cymbalとの出会いも小山太郎師匠に習ってた(20年前くらい)当初、小山さんが使ってらっしゃって、そのサウンドに取り憑かれました。 基本的にダークでサステインが豊かなところが一番の魅力だと思うのですが、 その中でも僕がライブで好んで使うラインナップは、激しい大音量の演奏の中でも埋もれないキャラクターを持ったシンバル群です。 抜けてくるけど、しっかりとistanbulの個性は確かにある。 スティックがシンバルに吸い込まれていくような感じの響きが大好きで、 タッチ一つで如何様にもサウンドを変化させることができる最高のシンバルです。

機材撮影:小野寺将也

織田祐亮(Trumpet)使用楽器・機材紹介

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