水野由紀(Cello) 使用楽器・機材紹介
水野のチェロはフランス製の新作で、学生時代に当時師事していた先生に勧められて入手したものだという。「チェロは音が籠りやすいところがありますが、音量もあり、広いホールでも音がクリアに聞こえます。音色も、新作の楽器と思えない深みも使い込むうちに出せるようになってきました」(水野)
Francois Nicolas VOIRIN
「こちらは繊細さもありながら、様々な音色がでるとても気に入っている弓です」(水野)というこの弓は、19世紀フランスの弓製作家フランソワ・ニコラ・ヴォワラン (1833-1885)の作。後の時代の弓製作にも大きな影響を残した偉大な製作家の一人だ。
今回のライブについては、「春畑道哉さんの天才的な音楽と、テクニック。ご一緒させていただいて学びもありましたし、とにかく音楽が生きていて楽しかったです。とても充実した素晴らしいライブにご一緒できて幸せでした。有難うございました」(水野)とのコメントを寄せてくれた。
機材撮影:小野寺将也