―なるほど。中3からギターボーカルがはじまるわけですね。
R:先生に「やったら?」って言われて、バックバンドつけてギター持ってRyokoって名前で出たら、たまたま2組しか決勝に行けないのに通っちゃって。決勝戦はなんばHatchですよ。で、そのときの審査員の先生に、バンドを組んで自分で曲を作れって言われたんです。「一応軽音でバンドの大会やから、バックバンド付けて出るの割りと反則やけど、あなたの作った曲が聞いてみたいから自分で曲を1曲でもいいから書いてみたら?」って。その大会はコピーと言うか、人の曲を歌って出たら通っちゃって。
―そのコピーした曲は何だったんですか?
R:それこそ多分、SCANDALを歌いましたね。
―曲名は覚えてないですか?
R:何やったかなー?私はまずそのときはSCANDALを知らなくて。2NE1がずっと好きやったんで、ガールズバンドがわからなかったんですけど。先生に勧められたのをそのまま歌ったんですよ。
―なるほど。OSMの先生にギターを勧められてその足で買いに行ったって言ってたじゃないですか。学校の帰りに買いに行ったんですか?
R:そうですね。「買ってきます!」って言って母親に言いに行って、そのまま買いにいきましたね。
―お母さんと一緒に。
R:そうですね。
―それはどこに買いに行ったか覚えてますか?
R:心斎橋の三木楽器です。今はもうそこにはないと思うんですけど、駅前にあったんですよ。
―移転したんですかね。
R:そうですね。地下にギターフロアがあって、そこの上で私エレクトーン習ってて。
―それは何年くらいですか?
R:2012年です。
―あ、そうかそうか、ちょうど10年前ですね。何のギターとかは覚えてますか?
R:Fender Japanのテレキャスですね。黒で周りが白縁の。
―黒で白のバインディングが入ってる。なんでそれに決めたんですか?
R:ちょうど、その「バンドやったら?」っていう話が出る、多分2ヶ月ぐらい前に、KIDSっていう、OSM出身の、その頃吉本に所属してたバンドがメジャーデビューするっていって。Myスクールってエンディングライブでバンドだったりアーティストだったりを見れるんですよ。そこで初めてちゃんとバンドのライブをOSMのライブハウスで見たんですけど、かっこよくて!バンドってこんなすごいんだ!って思って。YouTubeでは見てたし、でもわざわざ生を体験することはなくて。で、すごーい!ってなって、その人達のライブに、2012年の3月に江坂MUSEに見に行ったら、シナリオアートとか、ココロオークションとか、それこそBrian the Sunとかが出てるレコ発で、そのときは全員知らなかったんですよ。今考えるとすごいですけど。で、その中にBLUE ENCOUNTも出てて。ぶっちぎってかっこよかったんですよ。それをライブハウスで見てド衝撃を受けて!その人がテレキャスやったんです。
―ブルエンの人がテレキャスで。
R:ボーカルの人がテレキャスで。それこそ青のテレキャスに白縁のものを使っていて、おんなじの欲しいって。
―それが目に焼き付いてて。
R:そうなんですよ。それで、一緒にOSMのMyスクール生の友達、それこそ元メンバーと今も大親友と行ったんですけど。で、帰ってきてOSMの図書館でみんなでブルエンの、そのときはまだ『HALO』とか『HALO EFFECT』とかの本当もう全然有名になる前のをみんなで見て「ヤバー!」みたいなことを言ってた1ヶ月後ぐらいにギターやるってなって(笑)、楽器屋さんにその写真持っていって(笑)、「これとおんなじのください」って言ったら「おんなじのは無いけど、おんなじ感じだったらあるよ」って言われて。私白黒が好きやから、じゃあ黒と白のやつで!って。後々考えると、メーカーも違えば何もかも違うから音も全然違うし、一緒じゃないんですけど。そこからはじめました。
―そこからすぐバンドを組むことになったわけで、メンバーはもう自分で選んだんですか?
R:そうなんです。その大会の決勝大会に向けて。
―大会のためのバンドってことなんですよね?
R:そうです。決勝大会が11月になんばHatchであると。で、バンド組むかってなったときに、その同じMyスクール生やった、過去のギター、金髪のYurikaに。あの子も声優志望やったんですよもともと。
―Yurikaさんはそのときはもうギター弾けるわけですか?
R:いや、弾けてないです。でも、その子も同じくエンディングライブで、その子はKIDSがすごい好きでハマって、私はブルエンにハマったんですね(笑)。で、二人とも「バンドかっこいいー!!」ってなってる最中やったから「やるやる!」みたいな。で、彼女はリードギターに衝撃をうけたみたいで。私はボーカルギターにすごい衝撃を受けて。「やる?」「やる!」て言って、「じゃあ私もギター買ってくる」って言って、ギターを買いに行って。
で、ベースとドラムは高3の、同じくMyスクール生の友達2人、男の人に頼んで、で、そのときに私とYurikaと2人で考えてつけたバンド名が「ЯeaL」なんですね。
―そうなんですね!じゃあ中3の11月から「ЯeaL」はもうあったんですね。
R:で、そのバンドをするときに、私はもともとK-POPとか2NE1がすごい好きやったんで、男女っていうより女の子がかっこいいものをすることにすごい憧れがあって。なので、もうその大会に出るちょっと前からメンバー募集のサイトで「私に着いてきたら売れるんで、女の子、同い年、連絡ください」みたいなメン募をまだ曲も作ってない、バンドも組んでないタイミングで書いてて。それに釣られたのがベースのFumihaなんですよ。
―中3のときで、Fumihaさんのことはまったく知らなかったわけですよね?
R:知らないです。さっきも言ったけど、バンドって売れないイメージがあったし、アンダーグラウンドで怖いイメージがあったけど、自分がするんやったら、絶対売れるメジャーなバンドを作ってやろうと思って、自信しかなかったんで(笑)それを書いてて。
―最初はどこで会ったんですか?
R:それは心斎橋に来てもらって。でも、初めて電話したときに声が高いからおじさんが女の子のマネしてる声やと思ったから、ほんまに私みたいな人がくると思ってなかったみたいで(笑)。私と初めて会うのに人生初めて電車に乗って会いに来たって言ってました(笑)
―それもすごい出会いですね。
R:会って初めて話をして、Fumihaもちょうど同じタイミングぐらいにベースを持って、彼女は多分RADWIMPSとかBUMP OF CHICKENとかそういうものに憧れてベースを初めてて。で、ドラムも女の子で探してんねんけどって言ったら、Fumihaが唯一学校で太鼓の達人が一番上手かったドラムのAikaに「ドラムやらへん?」って言って「やるー!」とかって言って文化祭でやるのにちょこっと1ヶ月ぐらいだけやってたんですって。で、多分あの子やったらやってくれるかもってなって、じゃあ声掛けといてって言ったら、受験前なんでって断られたんです。11月とか12月ってもう、中3も受験じゃないですか。私はそんなことどうでもいいと思ってたんで声掛けてたんですけど(笑)
―Aikaさんには一度断られたんですね。そこからどうして一緒にやることになったんですか?
R:ちょっと受験やからって断られたんですけど、自分で直接話したいから電話してって言って、Fumihaに電話してもらって、「あ、もしもし、Ryokoやけど、バンドやってくれへん?」って言ったら、お父さんに確認して、いいよって言われたからじゃあやるって言って。それで集まったのがЯeaLですね。それが2012年12月です。
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