アンコールでは、SLAVEからプレゼントされた寄せ書きの横断幕を掲げ、笑顔で花道を歩く5人。RYUICHIが「こんなに大きいのは初めてだね! 本当にありがたい。一生の家宝です」とまっすぐ感謝を伝えたりと、温かく穏やかな空気がいっぱいに広がる。

次のナンバーには、いろんな思い出があると思います。でも、これからは俺たち5人とLUNA SEAを愛してくれているみんなの未来に繋げていきたい。悲しみの曲ではなく、再会の曲です。もう誰もひとりじゃない

サブステージで届けられたRYUICHIの言葉が、新たな希望を宿した『LOVE SONG』が、オーディエンスの抱いていた不安を払拭し、終幕の悲痛も優しく塗り替える。スクリーンに映し出された“DEAR SLAVE WITH LOVE from LUNA SEA”のメッセージとともに、手を振って大合唱したこの上ない光景は、今後ファンの間で語り継がれるだろう。

これまでのすべてを今日に刻みつけたくて、俺たちはツアーをやってきました。全国各地のライヴに来てくれたみんな、そして来られなかった奴らもいる。でも、35年でLUNA SEAの音楽に触れてくれた仲間たちがたくさんいて、そいつらの想いも全部連れてきたつもりです。だから、最高の夜にしましょう。どうもありがとう!」(J)

初めて東京ドームでライヴしたときのことを思い出します。バンドを一生懸命やって、誰にも負けないように気合を入れて辿り着いたなと。今日で10回目(のワンマン)になるけど、もっともっとやりたいです! 本当に噛み締めて、味わって、音楽を食べてます。こんな俺らをここに連れてきてくれてありがとう。これからもこの5人をよろしくね」(INORAN)

本音を言うと、最後の東京ドームかなと思っていました。次に立つのは、俺たちの誰かがこの世からいなくなったときだろうなって。でも、昨日と今日で確信できました。ここから新しい扉を開いて、さらに未来を作っていきます。5人が生きているうちに必ず、この聖地に何回も帰ってきます。ご承知のように、RYUのコンディションもそうだし、真矢もよく体を壊すし、苦難の連続で気が気じゃない。いつまで命を保てるかもわからない。だけど、最期の瞬間まで、LUNA SEAを先に進めたい。そのためには、みんなの存在が何よりも大切です!」(SUGIZO)

SUGIZOの話で泣いちゃってさ。40年前に知り合ったときはわがままなロック野郎だったのに、こんなにいい話ができるなんて……本当に感動してます。あまり面白いことは言えないけど、新しい扉を開くというなら、ヌードでもなんでもやります(笑)。昨日と今日、ここに立つためにバンドを、音楽をやってきたんだなと思う。ただ、LUNA SEAのメンバーは君たちだからね。俺たちは客席側だよ。これからもずっとよろしくお願いします!」(真矢)

初めての経験、初めての傷を負って。もう歌えないんじゃないか、もうステージに立つ資格はないんじゃないか。いろいろなことを考えていた時期があります。だけど、昨年の41本に及ぶLUNA SEA史上最大規模のツアー。そこでみんなにパワーをもらえたから、今日ここに立てました。覚悟を持って、先の未来を掴みたい。光しか見えてないからね」(RYUICHI)

メインステージに移って、それぞれが今の想いを明かしたあとは、スマホ撮影可の「#LUNAPIC」タイムとなり、前日のライヴで聴くことができなかったダイナミックなアップチューン『TONIGHT』、銀テープ発射+“LUNA SEA”のロゴがバックに凛々しく映された『WISH』を畳みかけ、アリーナからスタンドまでを大いに魅了。

そしてダブルアンコールには、白い上着を纏って漆黒の会場に戻ったメンバー。「俺たちはこのバンドを止めちゃいけない」「今年は5人で新曲を作ろうかな。みんながブッたまげるようなさ、ロックナンバーを」と、RYUICHIから未来に向けての嬉しい言葉も飛び出す。

エンディングは“何処まで翔べるのか確かめたくて”と歌う『FOREVER & EVER』。前に進み続ける意志と5人の生きざまを、LUNA SEAならではの神秘的な大曲で存分に示し、結成35年の軌跡とこれからの未来が感じられる特別なライヴ、並びに長きにわたるアニバーサリーツアーは、最高に幸せなムードで締め括られた。

決死の覚悟で新たな扉を開いたLUNA SEA。終演後、10周年記念となる主催ロックフェス『LUNATIC FEST. 2025』を、11月8日(土)・9日(日)に千葉・幕張メッセで行なうことも発表した。その頃には極上の新曲が完成しているかもしれない。

取材・文:田山雄士
PHOTO:田辺 佳子/上溝 恭香/加藤 千絵/横山 マサト/清水 義史

《SET LIST》
  1. 1.LOVELESS
  2. 2.G.
  3. 3.Déjàvu
  4. 4.DESIRE
  5. 5.JESUS
  6. 6.gravity
  7. 7.RA-SE-N
  8. 8.VIRGIN MARY
  9. Drum & Bass Solo
  10. 9.IN FUTURE
  11. 10.I for You
  12. 11.FAKE
  13. 12.BELIEVE
  14. 13.ROSIER
  15. 14.HURT
  16. 15.NIGHTMARE
  17. <ENCORE 1>
  18. EN1.LOVE SONG
  19. EN2.TONIGHT
  20. EN3.WISH
  21. <ENCORE 2>
  22. WEN1.FOREVER & EVER
LUNA SEA

LUNA SEA TOUR 2026 UNENDING JOURNEY -FOREVER-

5月29日(金) クアーズテック秦野カルチャーホール
5月30日(土) クアーズテック秦野カルチャーホール
6月5日(金) 大阪国際会議場メインホール
6月6日(土) 大阪国際会議場メインホール
6月12日(金) 新来島高知重工ホールオレンジホール
6月13日(土) レクザムホール (香川)
6月19日(金) 宇都宮市文化会館 大ホール
6月21日(日) 高崎芸術劇場 大劇場
6月25日(木) 大宮ソニックシティ 大ホール
6月26日(金) 大宮ソニックシティ 大ホール
7月4日(土) 愛知県芸術劇場 大ホール
7月5日(日) 愛知県芸術劇場 大ホール
7月11日(土) ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール (茨城)
7月12日(日) パシフィコ横浜 国立大ホール
7月20日(月祝) 札幌文化芸術劇場hitaru
7月25日(土) 森のホール21 大ホール (千葉)
7月26日(日) 森のホール21 大ホール (千葉)
7月30日(木) オリックス劇場 (大阪)
7月31日(金) オリックス劇場 (大阪)
8月8日(土) 新潟県民会館
8月15日(土) やまぎん県民ホール (山形)
8月16日(日) 盛岡市民文化ホール 大ホール
8月28日(金) 上野学園ホール (広島)
8月29日(土) 上野学園ホール (広島)
9月20日(日) 熊本城ホール
9月22日(火祝) 福岡サンパレスホテル&ホール
9月23日(水祝) 福岡サンパレスホテル&ホール
10月3日(土) 仙台サンプラザホール
10月4日(日) 仙台サンプラザホール
10月10日(土) 米子コンベンションセンター
10月11日(日) 倉敷市民会館
10月17日(土) Niterra日本特殊陶業市民会館 (愛知)
10月18日(日) Niterra日本特殊陶業市民会館 (愛知)

詳細はこちら https://www.lunasea.jp/live/2026tour


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