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こちらが柏木の立ち位置全景。チェロの駒部分に付けられたピックアップからのサウンドは以下に紹介する機器へと送られているが、それとは別にテールピース部に付けられたマイクからのサウンドも出力されている（こちらは直接PAミキサーへ送られている）。

足元に置かれているのはZoom製のマルチエフェクターG7.1utと、アコースティック・ピックアップ・シグナル・コンディショナー（ベース用）のNeotenic Sound Bass Flavor。ピックアップからの信号はまず、Acoustic Revive製のシールドケーブルを通してBass Flavorへと送られ、ここでナチュラルに整えられたサウンドがG7.1utでエフェクト処理されている。

Millennia Twin Direct TD-1

Zoom G7.1utから出力されたサウンドはこちらのダイレクトボックスMillennia TD-1へ。ピュアクラスAオールディスクリートFETソリッドステート回路と真空管回路をボタンひとつで切り替え可能、ロー/ハイ2バンドのパラメトリックEQも備えた、ハイエンド・ユーザーに定評のある高品位なダイレクトボックスだ。ここから、PAミキサーと、次に紹介するアンプにそれぞれ出力されている。TD-1の電源ケーブルにはAcoustic Revive POWER SENSUALが使用されていた。

Acoustic Image CODA R Series IIa

TD-1から出力された信号はこちらのアンプ、Acousitc Image CODA R Series IIaにも接続されている。こちらはマイキング等はされておらず、ステージ上のモニターとして使用されているようだ。

Zoom G7.1ut以降の接続にはMONSTER CABLE STANDARD 100ケーブルが使用されていた。

機材撮影：小野寺将也

柏木広樹 使用楽器・機材紹介（3）

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