竜馬(ヴァイオリン)使用楽器紹介

竜馬の使用するヴァイオリンはDavid Gage The Realist RV5 Pro。David Gage String Instrumentsが手掛けるエレアコ仕様の5弦バイオリンだ。カルパティア山脈を原産とする良質なスプルース材と、十分なシーズニングが施された上質なメイプル材が用いられたボディは、ステージ上で魅力的に映るとともに、アコースティックの鳴りを余すことなく再現している。竜馬が所持しているのは、趣のあるアンティークフィニッシュが施された1ボリューム仕様のパッシブモデルだ。

「2014年フランス・スイスと公演を終え帰国した時に、クロサワバイオリンさんから日本で初めて入荷した10本のうち1本をどうですか?と話をいただいたのがこの楽器との出会いです。アコースティック楽器の音色に限りなく近いので、理想の音を出せるのが魅力です!」(竜馬)


雅勝(三味線)使用楽器紹介

雅勝の津軽三味線は生産地・生産時期等も不明。

「津軽三味線の音は鳴りが良いもの、大きな音が出ることが好まれる傾向がありますが、私のこの三味線は大きな音に加えて、三つの音、1の糸、2の糸、3の糸の音(低音から高音までの)出方のバランスがとても良い点が気に入っています。
このバランスが良いため、ライブでの使用からレコーディングまで幅広く対応できるので1番重宝しているものを今ライブで使っています」(雅勝)


翠(篠笛/能管)使用楽器紹介

翠の篠笛は、京都、俣野眞龍(四代目)作による唄用篠笛で、1960〜1970年ごろの整管と推定される。

「父の所有していたスペアセットを譲り受けて使用しています。良い材、丁寧な製作、ほとんど不具合を生じず今日もほぼ無修理で使えています。柔らかく澄んだ音色を持ち、レスポンスに優れています。
長唄等の伝統芸能では三本調子〜およそ十一本調子まで、8分の1音の音程刻みで調整した楽器を使い分けるため、常時30本以上の笛を持ち歩くのですが、西洋楽器とのコラボレーション等では五本調子〜十一本調子まで、7本程の笛で対応することができます」(翠)

能管は浅野賀古宇作。2000年ごろの整管。

「美しい仕上げ、比較的重量のある堅牢な作。キャパシティがあり、吹き込みに対してしっかりと応えてくれます。素直な描写、落ち着いたバランスで、唄や三味線に馴染ませやすい能管です」(翠)


仁(小鼓/打楽器)使用楽器紹介

仁の小鼓は胴が幸 小左衛門作による桜製のもので、製作時期は寛永期(1624~43年)に遡る。皮は、表皮が畑本太鼓店の馬革で2002年製、裏皮は詳細不詳の馬革を使用している。

「小鼓の胴(真ん中の筒)は祖父から父へと代々打たれた鼓を使用しています。プロとして流派の名前(藤舎呂凰)を拝名した2000年の時に譲り受けました。
革もピンキリで上質なモノは7桁にも及びます(ワインと同じで、状態が良く年月が経っているほど高価です)が、僕の皮は業界最安値だと自負してます。表皮は都内の畑本太鼓店の新調で裏皮は同業者の友人から『汚いからあげる』とタダで貰った皮を組み合わせています。
本来、正座をして身体を微動だにせずマイクの無い生歌と三味線数丁の中で打つ小鼓は、爆音のオケの中にLIVEのテンションMAXで打つ真逆の環境において馬革のデリケートな小鼓は破けてしまう可能性が高い(過去にLIVEで二枚を破損)ので、皮には拘らずに己れのテクニックのみで勝負しています」(仁)

「打楽器の数々は、新旧色々ですがシンバルは渋谷の中古楽器店、風鈴は東急ハンズ、ホールの床板を貰って楽器として鳴らしたりもしてます。
バーチャイムはPLAYWOODのストッパー付きを20年近く使っています。錆びも何本か確認出来ますが、優しい奥行きのある音は新品では出せない不思議な感覚がありますね」(仁)


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