メインステージのトリを飾ったのは、YOASOBIやEXILE THE SECONDのサポートで知られるギタリストAssHと国産エフェクターブランド「Limetone Audio」を率いる今西勇仁。YouTubeでも人気の二人は、ToneCloudを活用した実演を展開した。

ToneCloudは、世界中のSparkユーザーが作成したアンプやエフェクトのプリセットをオンラインで共有・検索できる機能。ユーザー同士がトーンを交換するコミュニティ的な仕組みであり、膨大なライブラリの中から自分の求めるサウンドを即座に呼び出せる点が魅力だ。
ステージは、今西がアプリの操作を紹介、AssHが実際に演奏を行うという流れで進行。検索機能を使って好きなアーティスト名や楽曲名を入力するほか、「AssH」と自身の名前を検索し、ファンやユーザーが作成したトーンで本人が演奏する場面もあり、そこから生まれた意外性のあるフレーズや普段見られないプレイスタイルは、観客に新鮮な驚きを与え、大きな拍手を誘った。


Limetone Audio
サブステージによるセッション
会場左手のEducation Zoneでは宮脇俊郎がデモンストレーターとして登場。西尾やMayto.との特別セッションを披露し観客を魅了した。Performance Zoneでは川村健司がSpark EDGEとSpark LIVEを使い、街角を思わせる演出の中で臨場感あふれるパフォーマンスを展開。Sparkの機動力と表現力を示した。


Sparkシリーズをハンズオンで試せるPlay Zone
展示ブースでは最新モデルの試奏が可能で、来場者はスタッフの解説を受けながら熱心にプレイ。特にアプリのUIは「直感的で初心者にも使いやすい」と高く評価されていた。

登壇者によるスペシャル・ジャムセッション

イベントのフィナーレは、登壇者によるジャムセッション。宮脇俊郎のリードのもと、西尾知矢、Mayto.、AssHらがブルースコードを基調とした即興演奏を繰り広げ、会場は最後まで熱気に包まれた。
セッション後、MCが改めて観客への感謝を述べ、イベントは大盛況のうちに終了。多くの参加者にとって、記憶に残る一日になっただろう。
本イベントの模様は出演者のYouTube chでも公開される。そちらもあわせてお楽しみいただきたい。
・西尾知矢
・猪狩秀平の大阪のバンドマンチャンネル
・ROCK FUJIYAMA
・今西勇仁