メンバー使用楽器紹介

Flute:甘宮さら

甘宮さらの使用フルートは、YAMAHA YFL-311。YAMAHAならではの最先端の技術と熟練した手仕事により吹きやすさ、演奏しやすさと正確な音程を兼ね備えている。頭部管は銀製(管体は白銅製)で、銀ならではのまろやかで深みのある音色をもつ。現在は生産完了しているモデルだ。

―この楽器のサウンド面での特徴や魅力、愛着の理由、選んだ理由や購入の経緯などお聞かせください。

甘宮さら:15年前、フルートを習おうと決まってすぐに両親がプレゼントしてくれた楽器です。中学1年生まで使っていました。

フルートを始めたばかりのわくわくした気持ちが大きい時期に使っていた楽器ということもあり、今でもこの楽器を持つだけで楽しい気分になれます。

メーカーがヤマハということで全体的に癖がなく、踊りながらの無理な体勢でも音がしっかり鳴ってくれます。
頭部管だけが銀製なので、重さでの負担は最小限で柔らかいよく響く音が出ます。


Violin:kurumi

kurumiの使用楽器はYAMAHA エレクトリックバイオリン YEV105PRO DR。2024年11月に発売された新モデルで、前モデルのYEV104/YEV105からさらにアコースティックバイオリンの本格的な響きと演奏感が追求されており、外観・デザインもアップデートされている。

―この楽器のサウンド面での特徴や魅力、愛着の理由、選んだ理由や購入の経緯などお聞かせください。

kurumi:アコースティック本来に近い、滑らかで響きのあるサウンドを再現しているところが魅力です。弓使いやニュアンスも細かく拾うことができ、音の立ち上がりもとてもいいです。

前モデルのYEV104の4弦モデルも所持していますが、YEV105PROは5弦にも拘らず重量550gとかなり軽いのも、踊りながら演奏するので助かっています。日頃から戦っている肩の痛み、そして首の痛みが軽減しました…!

YAMAHAオリジナルの琵琶のような独特なボディもライブ映えするので気に入っています。

昨年、東京楽器博2024にお邪魔させていただいた際にYAMAHAさんのブースで新モデルの紹介をしているところに今の楽器に出会いました。試奏させていただき、音色、そして軽さと光沢のある指板の赤に一目惚れしまして購入しました!


Sax&Clalinet:大野まりか

大野まりかの使用楽器はSELMER MARK VI マーク6 アルトサックス。MARK VI自体は、マイナーチェンジを繰り返しながら1954年から(アルトとテナーにおいては)1975年にかけて製造されていたモデルで、世界中の名だたるプレイヤーに愛用され、現在でも根強い人気を誇るばかりか、現代の多くのサックスの手本にもなっている伝説的なモデルだ。

―この楽器のサウンド面での特徴や魅力、愛着の理由、選んだ理由や購入の経緯などお聞かせください。

大野まりか:現在は、製造されていないのですが、マーク6がずっと欲しくて、新品はないし、中古もいいものはあまり出回っていない中、お世話になっている『服部管楽器』さんにてマーク6が入ったとのご連絡をいただきまして、すぐに購入させていただきました!

中古品ならではの吹奏楽器の良さと、マーク6の良さである音のバランスと音のヌケ感がマッチして、私が特に愛用させていただいているポイントです。私の好きなプレイヤーも使用されており、吹きこごちとしても人気のある、そしてヴィンテージとしても愛されるモデルだと思いますし、私自身も大切に使用しています。

音もですが、見た目も素敵で、ベルの彫刻もかっこよくて何回見ても惚れ惚れするくらいタイプで好きな見た目です!(笑)

PHOTO:ピエール亀


Maton Moon New PJ-5 SUTOH MODEL NAOTO
Fano Charと呼ばれて Kamaka Kukui
G&L Larrivee Ryoga
MONO Jose Ramirez Estudio
Furch Novo Guitars Digimart