原 昌和(Bass)使用楽器・機材紹介

ESP Amaze Custom

非常にハードなレリック加工が施されたESP Amaze。アッシュボディにハードメイプルネックの王道材構成に、GOTOH 404BO-4ブリッジ、ESP Custom Lab CL-P-J-1n&CL-P-J-1bピックアップを搭載し、3バンドのアクティブEQ、ESP CI-R-03を内蔵している。コントロールは、ボリューム、バランサー、3バンドEQ(トレブル/ミドル/ベース)で、ボリュームノブは取り外されている。

「ESPに勧めてもらい、そのまま使用しています」「ゴツっとしたベースの音と、見た目(レリック加工)がボロボロの所が気に入っています」(原)というが、「ライブ中も含め、頻繁にトラスロッドの調整をします」(原)という原にはネックエンド部のトラスロッド・ホイールナットも重要な部分だ。

アンプはOrange製で、ヘッドがAD200B MkIII、キャビネットがOBC115。AD200Bの上にはサブとしてTerror Bassヘッドも置かれている。そのTerro Bassのすぐ横にはチューナーBOSS TU-2、そしてその横にはダイレクトボックスのRupert Neve Designs RNDIがセットされている。

Orangeアンプについては、「ベースの手元のアクティブ中音全開にして、ある程度ヘッドにクリップした状態で突っ込むとナチュラルにコンプがかかった感じになる状態が良いです」(原)ということだ。

木暮栄一(Drums)使用楽器・機材紹介

木暮のドラムセットはdw Collector’s Mapleのキットで、2タム1フロアの構成。スネアもdw製で、現在は生産完了しているバディ・リッチのシグネチャーモデルだ。

「dwのセットは録音やライブといった現場でのマイク乗りが良いところが気に入っています。倍音が少なめなのでチューニングもしやすいです」(木暮)

機材との出会いやきっかけについては、「全てタイミングです。不足を感じて探していた時に出会ったちょうど良いものを長く使っているので、統一感がないです」(木暮)と語る。

「マイクに乗った時の抜けの良さとユニークなキャラ作りに全振りして調整しているので、一般的な意味での良い生音ではないと思います。ドラムヘッドも年に一度変えるか変えないかという感じです」(木暮)

キックペダルはTAMA Speed Cobraのツインペダルが使用されていた。

シンバル類はK Zildjianを中心に、クラッシュにはPaiste、そしてistabulのエフェクトシンバルのように様々なメーカーからセレクトされている。右手側の2枚に対して左手側のシンバルが多いセッティングも注目だ。また、通常のハイハットの横にセットされたクローズド・ハイハットの上にはLP製のタンバリンもセットされていた。

Cymbals and Hi-hats (L to R)
istanbul Clap Stack
Zildjian K Hi-Hat 14″
Paiste Swiss Medium Crash 18″
istanbul Fusion Closed Hi-Hat 12″
Paiste Twenty Crash 16″
Zildjian K Custom Hybrid Splash 8″
Paiste Twenty Crash 18″
Zildjian K Custom Ride 20″

撮影:Kanade Nishikata

the band apart

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