GLAY “SUMMERDELICS” 武道館公演をTERUとTAKUROの機材を中心にレポート!

 7月にリリースされた最新アルバム「SUMMERDELICS」を携えてスタートした「GLAY ARENA TOUR 2017 “SUMMERDELICS”」、追加のホール公演 ”AUTUMDELICS” の3本を含めると全28公演中11公演目、日本武道館2日目。

 会場は始まる前から期待と興奮に包まれている。ステージにどかんと設置された横長の超特大スクリーンにはツアーグッズにも登場している色とりどりの目玉の様なキャラクターが行き交って、どこかほのぼのとした雰囲気。

 そこから一転、客電が落ちた瞬間の悲鳴にも似た歓声と共にスクリーンに映し出される映像が、ほのぼの感を一掃する緊迫した非日常の世界へ。

 メンバーが順に登場すると、歓声がより一層大きくなり、まるで武道館が…九段下全域が揺れているのではないかと錯覚するほど。

 さて、このまま進むと誌面が何ページあっても足りないくらい見所だらけなので、、、ここから先、曲ごとのレポートや面白どころ、感動ポイントなどは他のライブレポートにお任せするとしまして、この「STAGE」は機材に特化したフリーマガジン。 まず今月号はTERUとTAKUROの使用楽器に焦点を当ててレポートしたいと思います。

 1曲目の「the other end of the globe」ではTERUが真っ黒のエレアコ、K.Yairi YD-88を使用。サウンドホールもない薄型のボディとは思えないほど深い響きがこの曲を彩ります。

YD-88はこの後6曲目の「空が青空であるために」と、9曲目の「HOWEVER」でも登場。それぞれTERUの高音域のメロディーが際立つ曲のお供に使用されているのが印象的でした。

力強いハイトーンボイスと、エレアコの空間を含んだ音の相性が最高。ちなみにこのYD-88、こういった武道館やアリーナでも活躍出来るギターですが、生音もキレのある良い音です。

 TERUが使用するのはもう1本、2曲目「デストピア」で使用したGretsch Duo Jet。

ソリッドボディと見せかけて中がくり抜かれたセミホロウボディを持つDuo Jetには沢山の人気モデルがありますが、今回TERUが使用しているのはダイナソニックピックアップのもの。シングルコイルでありながら高音の主張が強いのが特徴で、攻撃的な「デストピア」によく似合うギターです。

 TAKUROは主に様々な年代、仕様のレスポールを曲によって使い分けており、中でも5曲目の「ロングラン」と「空が青空であるために」に登場した1954年製のゴールドトップはまるで曲に寄り添って歌っている様な、ヴィンテージギターならではの暖かく存在感のある音色を響かせていました。

 また、音色で特に印象的だったのは11月22日発売の55枚目となるシングル「WINTERDELICS.EP~あなたといきてゆく~」のリードトラック「あなたといきてゆく」。

この曲で使用したのはセミアコのGibson ES-335。一般的には丸く甘い響きの…と形容される事の多い楽器ですが、ここでは高音の豊かなサスティーンがハッとする程綺麗に聴こえてきました。

 「SUMMERDELICS」と「微熱Ⓐgirlサマー」で使用のFirebird、「Scoop」で使用のSGと、完全なるGibson党かと思われた所に、アンコール1曲目「SPECIAL THANKS」でFenderからの刺客Jazzmaster!

 そして更に、赤、ゴールド、ナチュラルカラーが多いイメージのTAKUROのギターの中で珍しく鮮やかなブルーが目を引くストラトタイプのギターは、GLAYと長年連れ添ったプロデューサー佐久間正英氏が立ち上げたブランドJourneymanのSTV-SRL-LB-M。アンコールの「都忘れ」と「RHAPSODY」、懐かしの2曲で使用されました。

Journeymanからはもう1本、初期の頃から使用している赤のストラトタイプTKR-01も「HEROES」で登場していました。

総じてギターキッズのみならず、ヴィンテージギターマニアまでもが唸るギターのオンパレード。持つ人によっては大変貴重なものとして飾り、ガラスケースで囲ってしまいそうな程の激レアギターがTAKUROの手に渡った事によって、こうして生で奏でる音を多くの人が聴く機会に恵まれている。素晴らしい巡り会いに立ち会えたものです。

取材・文:ERY
ライブ撮影:岡田裕介
機材撮影:小野寺将也

《SET LIST》
  1. 1.the other end of the globe
  2. 2.デストピア
  3. 3.JUSTICE [from] GUILTY
  4. 4.超音速デスティニー
  5. 5.ロングラン
  6. 6.空が青空であるために
  7. 7.SUMMERDELICS
  8. 8.微熱Ⓐgirlサマー
  9. 9.HOWEVER
  10. 10.あなたといきてゆく
  11. 11.Satellite of love
  12. 12.Scoop
  13. 13.シン・ゾンビ(Marionette ver.)
  14. 14.BEAUTIFUL DREAMER
  15. 15.Supernova Express 2017
  16. 16.lifetime
  17. 17.聖者のいない町
  18. EN1.SPECIAL THANKS
  19. EN2.都忘れ
  20. EN3.RHAPSODY
  21. EN4.SHUTTER SPEEDSのテーマ
  22. EN5.HEROES
  23. EN6.XYZ
GLAY

GLAY 57th Single『G4・V -Democracy 2019-』2019.7.2 Release!! 5月25日(土)にデビュー25周年を迎えたGLAY。今年元旦に打ち出した「公約」のひとつ「新元号初シングル発売」が7月2日に決定!デビュー25周年記念シングルであり、4曲全てがリード曲である「G4」シリーズの第5弾。「JUST FINE」、「COLORS」のMusic Videoは全編ハワイで撮影されており、美しい映像にも注目してほしい。
5月19日からは新元号初の全国ホールツアー【GLAY LIVE TOUR 2019 -SURVIVAL- 令和最初のGLAYとHEAVY GAUGE】を開催中、8月17日、18日にはメットライフドームにて【GLAY 25th Anniversary “LIVE DEMOCRACY”】を開催、さらに11月からは全国9箇所17公演、18万人動員の大型アリーナツアー【GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25th“HOTEL GLAY” 】の開催も決定している。


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