―楽器メディアということで、続いてはアルバム内で使用されたギターですとか、細かいところですとピックとかカポについても教えて頂きたいんですが。

押尾:知りたいですよね(笑) じゃあ、どれからいきますか?ピックからいきますか?

―押尾さんはピックお持ちじゃないですよね?

押尾:ええ。僕は爪です。このジェルネイルの。アルバムジャケット柄なんですよ。

―当時自分もやりました。色んな雑誌で調べて、その頃はグラスネイルとかだったと思うんですけど。ギターについてもお聞きしていいですか?

押尾:ギター、じゃあ徳ちゃんは?

徳岡:僕はMartinのGPCPAっていうやつですね。

―GPCPA4ですかね?ローズウッドの。

徳岡:4と、もう1個前のモデルも使ってます。

―今日撮影で使われてたのは?

徳岡:MartinのGPCPA3です。初期の、ピックガードがあの形のやつですよね。

―ちなみにカポとか使われてますか?

徳岡:カポはG7。

徳岡の愛用するピックとG7thカポ

―ありがとうございます。押尾さんはカポって使われたりするんですか?

押尾:『シュプール』で使いました。タリアのカポです。

―タリア。結構重たいやつですね。

押尾:少し重いけどピッチが狂わないんですよね。『シュプール』は曲中の転調で2カポにするんですが、タリアのカポはピッチが変わりにくいです。特に低音が変わるともう駄目なので。

―6弦とかカポによってズレやすいですよね。

押尾:その点タリアのカポは優秀です。そして僕のギターは、Greven Guitars Japanです。

―全曲そのギターですか?

押尾:はい。今回は全曲同じギターです。

―ちなみに、グレーベンジャパンの、Oshio-Dモデルは2種類ありましたよね?ホンジュラス・ローズウッド(HR)のものとブラジリアン・ローズウッド(BR)のものと。

押尾:レコーディングでは、ブラジリアンを使っています。

―三浦さんはいかがですか?

三浦:僕は、ピックはJim Dunlopの0.88mmのナイロンのやつを使ってます。ギターは、YAMAHA LJ-66 Custom。「Dinosaur Special」って名前がついてるんですけど、特注で作ったギターです。

―恐竜ですか?

三浦:恐竜のインレイが入ってるんです。

―先程の撮影時にお持ちだったギターですか?

三浦:そうです。ちょっとフレットを増やしたりとか、カッタウェイのところにザグリを入れてオクターブで高いハイポジションまで弾きやすく加工してます。で、カポはG7です。

―G7のニューポートカポですか?

三浦:Performance 2ってやつです。3はよく楽器屋さんでも見かけます。今の現行のやつとは、はめ方が逆のやつですね。古いタイプなんですけど。

三浦の愛用するピックとG7thカポ

―機材類についてはそういったところですかね。ありがとうございました。最後になりますが、6月29日の国際フォーラムライブからはじまるツアーをファンの方々は楽しみにされていると思います。これを読んでいるファンの方々に一言ずつ頂ければと思います。順番によろしいでしょうか。

徳岡:まだツアーが始まってないからわかんないですけど、多分、聴き応えのあるカバー曲がたくさんあると思いますので、このギター3本だけで表現しているのを本当に楽しんで頂けたらと思います。

押尾:これでギターをまた好きになって、やってみたいなとか、楽器をする人が増えたらいいなって思ってもらえるようなコンサートなんですよ(笑) 本当に僕らギターが好きで。ギター以外にも笑いの部分も楽しんでほしいです。もちろん、期待してもらってるカバー曲もあれば、オリジナルも。ギターしか楽器はないのに面白いコンサートなので、是非足を運んで欲しいです。

三浦:僕はDEPAPEKOでステージに上がるときっていうのは、「音楽って楽しいな」、「ギターって楽しいな」っていうのがすごく強いんです。ステージ上で多分いちばん楽しく弾いてると思うので(笑) その楽しいって気持ちが見に来てくださった方にも伝わればいいなと思うので、心を込めて演奏したいです。是非遊びに来てください。

―ありがとうございました!

インタビュー:城谷 豪志
Photo:関口 佳代

押尾コータロー
DEPAPEPE

DEPAPEKO 2nd Album『PICK POP II 〜meets the WORLD〜』2025.4.9 Release!

DEPAPEKO (押尾コータロー×DEPAPEPE)の6年半ぶりのニューアルバム発売決定!
2018年にリリースした1stアルバムでJ-POPシーンのヒット曲をアコギインストでカバーし、斬新なアレンジで話題となった「PICK POP ! 〜J Hits Acoustic Covers〜」の続編となる今作は、邦楽のみならず洋楽・クラッシックや押尾コータロー・DEPAPEPEそれぞれのオリジナル楽曲のセルフカバーに加え書き下ろしの新曲含む全12曲を収録!
DEPAPEKOが世界に⾶び出します!
ニューアルバムでもアコギ3本だけで演奏しているとは思えない、カラフルでダイナミック、テクニカルなサウンドをお楽しみください!
SECL3180 / 3,300円 (税込)

DEPAPEKO -押尾コータロー×DEPAPEPE- LlVE TOUR 2025 “PlCK POP ll”

■東京公演
6⽉29⽇(⽇) 東京国際フォーラム ホールC
開場16:15 開演 17:00
キョードー東京 0570-550-799
オペレータ受付時間(平⽇11:00-18:00/⼟⽇祝10:00-18:00)

■名古屋公演
7⽉4⽇(⾦) ダイアモンドホール
開場18:30 開演 19:00
サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

■⼤阪公演
7⽉5⽇(⼟) サンケイホールブリーゼ
開場16:15 開演 17:00
GREENS 06-6882-1224(平⽇12:00〜18:00)

【料⾦】7,700円〔全席指定/税込〕※名古屋公演のみドリンク代 600円別途必要
※未就学児童のご⼊場はできません。⼩学⽣以上はチケットが必要になります


ESP E-II Horizon Infinite MOGAMI
山野楽器Ginza Guitar Garden Digimart LOVEBITES
Ryoga Snare Weight DRUMSHOW
Dean Martin Ukulele Cannonball
Hofner Orange Valve Tester MkII Heritage
Orange Glenn Hughes MONO