―ЯeaLは今年で結成10周年ということで、おめでとうございます。今年の年末にはワンマンライブを開催されるということで是非頑張って頂きたいと思ったのと…

Ryoko(以下R):ありがとうございます。

― 昨年からソニーさんを離れて、自分たちでやっているということで。いろんな流れがあると思うので、その辺りについてもちょっと聞かせて頂きたいと思います。
その前に、今回はRyokoさんのパーソナルインタビューということなので、Ryokoさんの最初の音楽の出会いっていうところからお聞きしていきたいんですけど。

R:どこからいきましょう?(笑)

― 一番最初から、お聞き出来れば…

R:「音楽」って何を指すのかちょっと漠然とし過ぎててあれなんですけど。自分の家庭が、友達と遊ぶのとかを割りと禁じられてて。小学校卒業するくらいまで人とカラオケに行ったりしたこともなかったんですね。

―はい。

R:周りの人たちがみんな歌を歌ったりしている中、私は歌を歌ったことがなくて。

―本当ですか!?

R:でもその代わりというか、ずっとピアノとかエレクトーンとか、クラシックバレエは小学校のときにはもうやっていて。だから、気がついたら音楽に関してはやってたんですよね。

―ピアノをやりはじめたのは何歳からなんですか?習いに行ってたんですか?

R:そうですね、多分3歳とかからです。

―すごい小さい頃からやってたんですね。

R:そうなんです。私は元気が有り余ってる子だったらしくて。幼稚園に行って、放課後遊び散らかしてもその後元気が有り余り過ぎて、疲れてないから眠れなくて。

―それで幼稚園の頃からピアノを習わされてたんですね。

R:そう、なので、ピアノ、クラシックバレエとか、あと水泳とか右脳教室とか、週7でいろんなお稽古に通っていたんですよ。

―週7!?月曜日が何、とか覚えてるんですか?

R:通ってたなって覚えてるのが、クラシックバレエ、ピアノ、水泳、右脳教室。

―右脳教室ってなんですか?

R:瞬間速読とかフラッシュ暗算とか、あるじゃないですか。右脳を鍛える七田(式)のアカデミーみたいなものがあって、そこに通ってました。それがそれぞれ週2とか。クラシックバレエ2、とか、ピアノ2、とかでしたね。

―忙しい幼稚園児だったんですね。

R:幼稚園、小学校ぐらいまではそうだったんですけど。

―それが小学校6年間続いたわけではなかったんですね。

R:弟が病気になっちゃって。ずっと闘病生活で、母親も付き添いが必要やったんで。私は小学校の1年くらいから小4ぐらいまで家族と一緒に暮らしてなくて。

―そうなんですか。

R:ずっとおじいちゃんおばあちゃんのお家にいて。なので週7でやってたお稽古も全部やめないといけなくなっちゃって。

―小学1年で。

R:そうですね。小4ぐらいまでは今までやってたお稽古とかを全部やめて、ずっと引きこもってたって言うか、おばあちゃんのお家で暮らしてたんですけど。それもあって、人と遊ぶのをちょっと禁じられてたというか。でも、私も私でそんな家庭環境が普通だと思っていたからこそ、なんかあんまり人との関わり方がわからなくて。で、そのときに詞を書き始めたんですよ。

―おー!小学4年ぐらいから。

R:いや、もう小2とか小1ぐらいには、もうどこにもいかなくなった気持ちをずっと歌詞だったりとか、絵本を自分で描いたりとかするようになって。ゲーム機とかも家は禁止だったんで。それこそみんなポケモンとかやってるときも自分は欲しくても買ってもらえなかったり、できなかったこととかがいっぱいある代わりに、時間が無限にあったので。その時間で、それこそ、会えない弟に向けて書いた歌詞とか、歌詞っていうか詩?とかを小1小2ぐらいからずっと書き溜めて、紙をノートとか漫画みたいにして、いっぱい書き始めたのは、その頃からですね。

―じゃあその頃から作詞家としての資質が芽生えたんですね。

R:資質は…分かんないですけど(笑)。でも創作を始めたのはその頃ですね。なので音楽はもう昔からやってたんですけど、音楽を通してって言うか、何かを伝えたいとか自分から書きたいって思い始めたきっかけは多分そこら辺なんです。

―小1の頃から今に繋がるものがあるわけですね。

R:その頃から行き場のない気持ちを詩だったり音楽に乗せて。何を書いたかとかは全然覚えてないんですけど、弟にはずっと病棟でガラス越しじゃないと会えなかったので。しかも5分ぐらいしか会えなかったから。やっぱり、弟は3歳下で、闘病生活がすごい辛そうで、抗がん剤とか飲むのもすごく嫌がってて。そんな弟に対して、「大丈夫だよ」みたいな歌を作って歌ってあげてた記憶がすごく鮮明に残ってるんです。どんなものだったか、何だったかとかは全然覚えてないんですけど。それが多分小3、小4ぐらいですね。なので、はじまりは多分そこですね。

私もこんな風に、画面から繋がった先にいる、自分と同じような人たちに届けたいな

ЯeaL

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